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小学校国語 説明文指導法

土居正博

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784184101357
ISBN 10 : 4184101356
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ゴールからの逆向き指導構想と具体化・推測を通して学力を育てる。説明文は何のために学ぶのか?説明文指導の決定版。

目次 : 第1章 再考・説明文指導―逆向き設計と具体化・推測でつくる説明文の授業(説明文は何のために学ぶのか/ 説明文学習の読みの目標「情報を読む」「論理を読む」「筆者を読む」/ 学習活動・発問の二本柱「具体化する」「推測する」/ 演繹的指導・帰納的指導と国語科の螺旋構造/ 教材の特性をつかむ/ ゴールから逆向きに指導構想する)/ 第2章 定番教材で分かる説明文指導法(1年 どうぶつの赤ちゃん/ 2年 どうぶつ園のじゅうい/ 3年 文様/こまを楽しむ/ 4年 思いやりのデザイン/アップとルーズで伝える/ 5年 見立てる/言葉の意味が分かること/ 笑うから楽しい/時計の時間と心の時間)

【著者紹介】
土居正博 : 1988年、東京都八王子市生まれ。創価大学教職大学院修了。川崎市公立小学校に勤務。国語教育探究の会会員(東京支部)。全国大学国語教育学会会員。国語科学習デザイン学会会員。全国国語授業研究会監事。教育サークル「深澤道場」所属。教育サークルKYOSO’s代表。2018年、読売教育賞受賞。2023年、博報賞(奨励賞)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 江口 浩平@教育委員会

    【教育書】土居先生であれば先行研究から最先端の教育まで全てをカバーした本だろうと思い、手に取った一冊。学習指導要領の指導事項が身に付いたこどもの姿が具体的にイメージできる6学年の実践が載っており、「土居先生ならこんな風に展開するだろうな」という考え方まで掴める良書となっていた。「見方・考え方」とは出てきていないが、本書に登場するこどもたちはいずれも「見方・考え方」を働かせた言語活動を通して、資質能力を伸ばしていっているこどもたちであった。

  • 草食系教師

    論理的で、応用がきくように工夫して書かれているのでとても勉強になる。著者の説明文の授業を1〜6年通して受けているような感覚で非常に理解できた。ただ、教科書会社が違うため、読んだことのない教材文の授業については、理解が不十分であると思う。著作権の都合で教科書本文が載せられないのは痛いなぁ。

  • ジーフー

    かなり参考になりそう。分かっていたつもりで意識していなかったことを再整理してもらったような感じだった。

  • キャラ

    説明文とは何で、どのような特性があるからこそ、読み、つまり学び手の理解の階層を内容、構造、筆者の意図の段階で分けられるのだ、と解説される。そこで、子どもたちがこの段階を丁寧に降りていけるよう、具体、推測という学習活動の提案がされる。教材特性から見いだされた手法だ。書いてあることそのものの理解から抽象化、概念的理解、批判的視座へと、一般的にもそうだなと実を伴い腑に落ちる。説明文というと科学的で、客観的な印象が強いが、ある種説明文も筆者により強固に論理つけられた主観であると、批判的意識をもつ教育は大事だろう。

  • 松村 英治

    説明文学習の読みの目標、学習活動、発問、指導法、教材の特性などが明快に示され、さらにそれらと学習指導要領との関係性も整理されていて、純粋に読み物として面白かったし、2学期以降の自分の授業が必ず少しでもよくなりそうな予感がする1冊だった。

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