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日本の古墳はなぜ巨大なのか 古代モニュメントの比較考古学

国立歴史民俗博物館

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784642093552
ISBN 10 : 4642093559
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

古代日本に造られた膨大な古墳。その傑出した大きさや特異な形は社会のしくみをいかに反映するのか。世界のモニュメントと比較し、謎に迫る。古代の建造物が現代まで持ち続ける意味を問い、過去から未来へと伝える試み。

目次 : はじめに―古代モニュメントの比較考古学/ 第1部 世界の先史モニュメントとその社会(エジプト古王国時代の巨大ピラミッド/ ユーラシア草原の大型墳墓―草原の古墳時代/ アンデス文明におけるモニュメントと権力生成/ 古代メソアメリカのモニュメント―象徴する世界観と王権/ 北アメリカ先史時代のモニュメント/ 英国ポスト・ローマ期の墳丘墓/ 古代中国の皇帝陵―モニュメントとしての前漢の皇帝陵)/ 第2部 日本の古墳は巨大なのか(古墳時代における王墓の巨大化と終焉―社会の変化とモニュメント/ 人間行動とモニュメント/ 古代日本の古墳築造と社会関係)/ おわりに―世界の中の日本の古墳

【著者紹介】
松木武彦 : 1961年生まれ。国立歴史民俗博物館教授

福永伸哉 : 1959年生まれ。大阪大学文学研究科教授

佐々木憲一 : 1962年生まれ。明治大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • まさおか つる

    そうした状況が生まれた背景には、大陸の軍事的緊張が直接に波及しない島国ゆえに膨大な労働力を儀礼面に投入できたこと、地域統合が比較的スムーズに進んだために継続的な内戦状態が回避されたこと、水上交通の利便性が高く街道整備への投資が急がれなかったことなど、複合的な要因が考えられる。

  • たつや

    図書館でタイトルに惹かれて借りましたが、面白かったです。ピラミッドとの比較など、研究者先生の視点が斬新で興味深い。日常生活上は無関係なので、さほど気にもとめない疑問も掘り下げると深いですね。調べ尽くした結果を読める本は贅沢な時間をくれる。

  • takao

    政治的不安定における競争原理

  • ヨシツネ

    日本の古墳の規模は世界的に見てほとんどない理由として、卑弥呼と競争原理をあげる。巨大になる理由は権力の大小ではないが、以前とは違うことを示すために作られたし、数の多さは権力者と権力が一定ではないことを示す

  • ナオ

    世界各地の事例との比較研究。清家氏と福永氏の見解が新しそう。

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