Product Details
ISBN 10 : 4624411013
Content Description
長崎・浦上に投下された原爆は、はたして戦後どのように捉えられ、語られてきたのか。戦後70年のいま、実証的に明らかにすることで見えてきたものはなにか。失われたものの痕跡を辿る旅。
目次 : 第1章 歴史の語りを繙く(歴史叙述についての先行研究/ 歴史の物語論に対する批判/ 原爆被害についての先行研究/ 浦上の原爆の語り)/ 第2章 浦上と永井隆(「浦上」/ 永井隆の燔祭説/ 永井隆の燔祭説をめぐる論争)/ 第3章 焦点化する永井隆(占領期の長崎における原爆の語り/ 焦点化する永井隆)/ 第4章 永井隆からローマ教皇へ―純心女子学園をめぐる原爆の語り(純心の沿革と学校の被害/ 純心女子学園をめぐる原爆の語り/ 二つの語りが意味するもの)/ 第5章 浦上の原爆の語り(占領期/ ローマ教皇庁と日本のカトリック教会の動向/ 浦上のひび/ 長崎における原爆被害をめぐる行政と市民活動の流れ/ 原水爆禁止運動とカトリック教界/ カトリック地域共同体の変容/ ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世の来訪/ カトリック教界への波紋)
【著者紹介】
四條知恵 : 広島県広島市生まれ。早稲田大学第一文学部史学科卒業。財団法人広島平和文化センター広島平和記念資料館学芸員として勤務。九州大学大学院比較社会文化学府博士課程修了。博士(比較社会文化)。現在、長崎大学核兵器廃絶研究センター客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
mitam
読了日:2019/06/08
NZR
読了日:2016/01/15
SK
読了日:2017/06/10
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

