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ミュージカル映画が 最高 であった頃

喜志哲雄

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784336074829
ISBN 10 : 4336074828
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2024
Japan

Content Description

『ジャズ・シンガー』から『ラ・ラ・ランド』まで――

1960年代より本場ブロードウェイで舞台・映画を観続けてきた筋金入りの演劇研究家が〈ミュージカル映画の黄金時代〉を語りつくす。

ミュージカル映画の始祖『ジャズ・シンガー』から、フレッド・アステア、ジーン・ケリー、ジュディ・ガーランドの傑作の数々、そして『シカゴ』『イントゥ・ザ・ウッズ』『ラ・ラ・ランド』といったミュージカル映画の未来を担う作品まで徹底分析!

【目次】
第1章 ミュージカル映画の誕生――『ジャズ・シンガー』
第2章 ミュージカル映画の自己投影性――バズビー・バークリー
第3章 正統としてのフレッド・アステア
第4章 ジュディ・ガーランドの仕事と人生
第5章 ジーン・ケリーの実験
第6章 異端としてのフレッド・アステア
第7章 ミュージカル映画の未来
解説 喜志哲雄の体験的ミュージカル論 若島正


《著者情報》
喜志哲雄(キシテツオ)
1935年兵庫県生まれ。京都大学教授を経て、同大学名誉教授。専門は英米演劇。
著書に『劇場のシェイクスピア』(早川書房)、『英米演劇入門』(研究社)、『喜劇の手法 笑いのしくみを探る』(集英社新書)、『ミュージカルが《最高》であった頃』(晶文社)など。訳書にはヤン・コット『シェイクスピアはわれらの同時代人』(白水社)、ジョージ・スタイナー『悲劇の死』(ちくま学芸文庫)、ピーター・ブルック『なにもない空間』(晶文社)、『秘密は何もない』(早川書房)、『ハロルド・ピンター全集』(新潮社)、ケネス・ブラナー『私のはじまり』(白水社)、ウィリアム・シェイクスピア『から騒ぎ』(岩波文庫)などがある。
2010年『シェイクスピアのたくらみ』(岩波新書)でAICT(国際演劇評論家協会)演劇評論賞受賞。2015年京都府文化賞・特別功労賞受賞。2019年兵庫県功労者「県勢高揚功労」受賞。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • garth

    「フレッド・アステアとジーン・ケリーの最大の違いは、踊る空間の捉え方にあったのではないだろうか」アステアは2人のダンス、ケリーは1人(バレエ)とは言われるところなんだけど、3人のダンスというのもあったのではないか(『雨に唄えば』のGood Mornin'みたいなやつ)、そしてケリーは真にその名手だったのではないかと思うのだが、すでに和田誠かだれかがそういうことを言っていたような気もする。

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