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7月7日の奇跡 角川文庫

喜多嶋隆

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041099766
ISBN 10 : 4041099765
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2020
Japan

Content Description

友人の自殺に傷つき、船員学校を休学した雄次。地元の葉山に戻ってきた矢先、まるで少年のような少女・ノブに出会う。ぶっきらぼうで、どこか危なっかしいノブを気にかけるうちに、いつしか素朴でまっすぐな彼女に惹かれはじめていた。だが、ノブが人知れず抱えていたのは、想像を絶する孤独だった―。夏の陽射しが降り注ぐ海辺の町を舞台に、心に深い傷を負った青年と少女が再生していく姿を描く感動のラブ・ストーリー。

【著者紹介】
喜多嶋隆 : 東京生まれ。コピーライター、CFディレクターを経て、第36回小説現代新人賞を受賞し作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

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爽やかなだけでなく、恋愛だけでなく、読み...

投稿日:2021/06/12 (土)

爽やかなだけでなく、恋愛だけでなく、読みやすいだけでなく、生きるとは何かを常に考えさせてくれるのが喜多嶋さんです。葉山の砂浜の上で読んだら最高だろうな。

pin さん | 埼玉県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • おしゃべりメガネ

    こちらの作品もタイトル通り、喜多嶋さんならではの夏全開な作品です。作者さんあるあるな1人のクールな青年と最初は野暮ったくみえた少女がどんどんステキになってく女の子とのラブ・ストーリーです。最初は男の子にみえた少女「ノブ」が過去にワケありで、今に至り、そんなちょっと陰のある彼女をなんだかんだとしっかりフォローするこちらもちょっとワケありな「雄次」。最初はギクシャクしていた二人の距離感が、少しずつしっかりと縮まっていく感じが喜多嶋さんならでは。「雄次」がお世話になる心療内科の先生とのやりとりも良かったです。

  • bura

    友人の自殺に悩み、船員学校を休学した21歳の雄次と、親戚の家に預けられ地元に戻ったノブという16歳の少女。葉山の海辺の街を舞台に描かれるラブストーリー。もはや定番となっている主人公の何気ない得意技が幸せの突破口になっていく流れ。いつもの様にとても読みやすく、あっという間に読了。喜多嶋隆のアメリカ西海岸的空気感は現実離れしていて痛快で読み続けているが、やはり若者設定に無理があり違和感を感じてしまう。CFギャングシリーズの流葉爽太郎の様なスーパーハードボイルド野郎がこの作家の味なので新作を期待したいなあ。

  • Shoji

    心に傷を負った少女と、同じく心に傷を負った青年の再生物語。そして、爽やかな恋愛物語。面白かったです。

  • マーシュランド

    中学から読み続けた喜多嶋隆さん、もしかすると図書館で借りるのは初めてかも▼男女の絡みを描写する必要ないと思うんだけど▼世の中のテーマを使うのは良いけど、もっと軽くていいんじゃないかなぁ▼私は格好いい女性が活躍する話が好きですね▼210013

  • こばゆみ

    1文1文が短い独特の文体で会話文も多いので、するする読了。主人公・雄次が海辺の街で出会った少女・ノブとのあれやこれや。ノブが7月7日生まれ。そんな話。

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