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本格力 本棚探偵のミステリ・ブックガイド

喜国雅彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062203357
ISBN 10 : 4062203359
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

本格ミステリ誕生175年目の衝撃!日本推理作家協会賞受賞作家が放つ今まで見たことのないブックガイド!!

【著者紹介】
喜国雅彦 : 漫画家、雑文家、装画家、プチ音楽家、本棚探偵。1997年にみうらじゅん賞、2015年に『本棚探偵最後の挨拶』で第68回日本推理作家協会賞受賞

国樹由香 : 漫画描き、少しだけ文章も(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • W-G

    Amazonで購入して金曜日に届き、一ヶ月くらいかけてチビチビ読もうと思っていたが、面白くて一気に読んでしまった。『勝手に挿絵』や『ミステリのある風景』もいいが、やはり『H-1グランプリ』が面白い。古典を読み漁りたくなる。新本格から読み始めた人には古典がどういう風に映るのか、この感覚だけは追体験出来るものではないので、非常に楽しく読めた。一番気になったのはルブラン(ルパン)の回。ジュブナイルでしか読んでいないので、その内、シリーズ制覇したい。H-1グランプリの国内編はやっていないのだろうか。読みたい。

  • buchipanda3

    かなりの本格ミステリ好きとして知られる漫画家の著者によるブックガイド。容赦なく斬り込む書評が面白かった。テーマは「現代でも通用する古典本格ミステリ」。名作と評判の古典ミステリについて、昨今のミステリに慣れ親しむ読者が面白いと感じられるかどうかというスタンスで語られている。えっあの作品が、と有名な作品がこきおろされているのに驚いた。でも言ってることも何か分かるかも。ただ初めて読んだ時の驚きは色褪せないけど。未読の古典ものをどれから読むかの参考になる。「鉛筆でなぞる〜」は名文揃い。奥さんのエッセイも良かった。

  • セウテス

    海外本格ミステリを、本格研究家の博士と普通の女子高生とで紹介し評価をするもので、博士と女子高生の会話自体がとても斬新で楽しめる。紹介本では珍しく王道作品であるのに、ミステリに詳しくはない女子高生が素直な感想を述べている、というのも中々衝撃である。しかし反面、作者氏の好みの違いだろうか、評価する作家さんに偏りがある様に感じられるのは愛嬌か。一見辛口に思える評価ではあるが、そこは作者氏の本格ミステリへの愛情が伝わると言うもの。又紹介の合間にエッセイがあるのも、読み物として良いバランスで1度目は一気読みだった。

  • HANA

    署名本入手。ミステリ愛に満ち溢れた一冊。「ほんかくだもの」や、ミステリ書き取りに本棚探偵の生態、そして黄金期本格ミステリが覇を競うH−1グランプリと多彩な内容となっている。本棚探偵の日常も面白いけど、やっぱり一番面白いのはH−1グランプリかなあ。それなりにミステリ読んでるつもりだけど、黄金期のミステリあまり読んでいない事に少々愕然とする。ソーンダイクも思考機械も『幻の女』さえ読んでなかったとは……。内容的には辛口の批評が多かったけど、それでもやはり読んでみたいと思うのはミステリ好きの業みたいなものかなあ。

  • 山田太郎

    海外モノ読んでないので、いまいちピンとこないというか。国内モノでやってほしい。大島渚のカリフォルニアの青いバカは名曲だったなと、あとから聞いてみよう、CD持ってるし。

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