基本情報

内容詳細
金沢はひがしの茶屋街、置屋「梅ふく」の芸妓・朱鷺は、7歳の頃に売られてきた。同じ歳で双子のように生きてきたトンボや女将をはじめ、個性的な梅ふくの面々に支えられ、いまは朗らかに逞しく一人前の芸妓に成長している。そんなある日、朱鷺は密かに胸に秘めた相手・浩介から所帯を持とうと告げられる。花街の外で生きる―。そんな選択肢があるなど考えもしなかった朱鷺は嬉しい反面、養っている家族のこと、トンボら、梅ふくの仲間のことなどを想い逡巡もしてしまう。さらに思いもかけぬ障害が立ちはだかり…。思うに任せぬ境涯のなかでしなやかに生きる女性たちを描く、渾身の連作長篇。
【著者紹介】
唯川恵 : 1955年、金沢市生れ。銀行勤務などを経て、84年「海色の午後」でコバルト・ノベル大賞を受賞し、作家デビュー。さまざまな女性たちの心に寄り添う恋愛小説、エッセイで多くの読者の共感を得ている。2002年『肩ごしの恋人』で直木賞、08年『愛に似たもの』で柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ユーザーレビュー
読書メーターレビュー
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
starbro さん
読了日:2024/11/22
いつでも母さん さん
読了日:2024/12/06
machi☺︎︎゛ さん
読了日:2025/01/17
きょん さん
読了日:2024/12/17
糸巻 さん
読了日:2024/11/10
(外部サイト)に移動します
人物・団体紹介
唯川恵
1955年、金沢市生れ。銀行勤務などを経て、84年「海色の午後」でコバルト・ノベル大賞を受賞し、作家デビュー。さまざまな女性たちの心に寄り添う恋愛小説、エッセイで多くの読者の共感を得ている。2002年『肩ごしの恋人』で直木賞、08年『愛に似たもの』で柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された
文芸 に関連する商品情報
-
物語で被災地と寄り添う チャリティ小説企画『あえのがたり』 今村翔吾、小川哲、加藤シゲアキ、朝井リョウ、麻布競馬場、荒木あかね、今村昌弘、佐藤究、蝉谷めぐ実、柚木麻子ら10人の... |2025年01月22日 (水) 00:00
-
宮本輝『潮音』第1巻 1月20日発売 維新への礎となった、薩摩藩と越中富山の薬売りの知られざる絆。黒船来航、幕府の危機を背景に、一商人の目から描かれる激動... |2025年01月17日 (金) 00:00
-
【最新】第172回芥川賞・直木賞 受賞作決定 第172回芥川賞と直木賞の候補作が1月15日に決定しました。芥川賞は安堂ホセ『DTOPIA』、鈴木結生『ゲーテはすべ... |2025年01月15日 (水) 19:00
おすすめの商品
商品情報の修正
ログインのうえ、お気づきの点を入力フォームにご記入頂けますと幸いです。確認のうえ情報修正いたします。
このページの商品情報に・・・
