Product Details
ISBN 10 : 4584125678
Content Description
事実と全く違うトンデモ言説を流す評論家や研究者がいる。それがマスコミによって流布され、後で見るように公的出版物にまでそれが掲載される。こうして、事実に反する言説が認知されつつあるのだ。しかも、名古屋の人たち自身がそうしたトンデモ名古屋像を信じている。地元の新聞、テレビなどマスコミにもそうしたトンデモ名古屋論が出る。ジャーナリストたちでさえ反論や批判をするわけでもなく、何の根拠もない話に納得しているのである。知の怠惰であり、知の堕落ではないか。トンデモ言説を論じるバカ者を叩きのめす知的格闘技の本。
目次 : 「大阪の食い倒れ」は戦後始まった/ 出版史上まれに見る怪著『中国人と名古屋人』/ 日本中にある「ビルヂング」/ 金鯱の謎/ 名古屋市役所庁舎と愛知県庁舎/ 祭と技術/ 性信仰、性の祭/ 「名古屋めし」とは何か/ 「名古屋の嫁入り」は派手か/ 名古屋の言葉/ “文化不毛の地”名古屋が生んだ四人の近代文学の祖/ 知られざる江戸期の尾張文化/ アジアへの広がり/ 大和政権の後背地として
【著者紹介】
呉智英 : 評論家。昭和21年(1946年)、名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業。評論の対象は、社会、文化、言葉、マンガなど。日本マンガ学会発足時から十四年間理事を務めた(そのうち会長を四期)。東京理科大学、愛知県立大学などで非常勤講師を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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桂 渓位
読了日:2018/03/06
えすてい
読了日:2018/01/22
たけわか
読了日:2017/12/11
hiroshi0083
読了日:2017/12/07
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読了日:2019/09/25
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