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生活者の日本統治時代 なぜ「よき関係」のあったことを語らないのか

呉善花

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784879195739
ISBN 10 : 4879195731
Format
Books
Release Date
December/2000
Japan

Content Description

日韓15人の日常世界から見えてくるもの。日本統治時代の朝鮮半島で、朝鮮人と日本人との間にどんな生活模様が展開されていたのか。その追求から、これまでの政治的な議論ではけっして見えてこなかった「もう一つの植民地問題」を大きくクローズアップする。

目次 : 第1章 植民地朝鮮の虚像と実像(私の受けた戦後韓国の教育/ 親世代の話とのギャップ ほか)/ 第2章 聞き書き―日本人の体験から(日本人体験者について/ 誇り高き京城中学の朝鮮人級友たち・阿部元俊 ほか)/ 第3章 聞き書き―韓国人の体験から(韓国人体験者について/ 殖産銀行の我が黄金時代と恩師への敬愛・朴承復 ほか)/ 第4章 朝鮮殖産銀行の日本人と朝鮮人(有賀光豊という人物/ 可能な限りの公平政策と戦後韓国を支えた朝鮮人超エリートたち ほか)/ 第5章 「和解できないわけ」はどこにあるのか(聞き書きから感じたこと/ 文化・習慣の違いから生まれる誤解 ほか)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • nota

    二〇〇〇年十二月十五日発行の初版単行本を読む。 ●呉善花さんによる、日韓15人への統治時代朝鮮半島での実生活や体験を聞き取り調査した本。 ●筆者曰く、自ら親世代の人から聞いていた日本統治時代の話と、その後学校で習った話、日本に来てから経験したことのギャップに困惑したこともあり、実際に体験した人が存命のうちに聞いておく必要があると考えたとのこと。

  • こうじ

    朝鮮半島の日本統治時代(日帝占領期)に、実際に朝鮮半島に暮らしていた日本人と韓国人に対してインタビューをした結果をまとめた本。良書だと思うんだけど、読めば読むほどいろいろと悲しくなりますね。

  • アブストラ

    タイトルどおり日本統治の実際を知る韓国人に当時の話を聞いた本。親日家の呉善花の本なんか信用できないという人はヒルディ・カン『黒い傘の下で』を読むといい。そちらは「日本は悪」という前提でインタビューしている。

  • 有無

     この本の主旨は、政治を除いたところで、生の話を聞きたいということ。その試みは良く思える。ただ、それが難しいこともわかった。  それよりも。敵を知り己を知りて、百戦して危うからず。と良く言うが、正にそれかと思った。あの戦争を語るとき、常に日本の視点ばかり語る。そうではなく、中国国民党、中国共産党、南北朝鮮人、アメリカ、ソ連、英国、ドイツなどなど、それぞれの視点を盛り込んだ。あの戦争の本が欲しい。

  • たかっち

    図書館の本だったけど、うざい書き込みがたくさんあってね〜。公共のモノに書き込まんでほしい。

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