窓をあけて、私の詩をきいて

名木田恵子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784907108304
ISBN 10 : 4907108303
フォーマット
出版社
発行年月
2018年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
192p;20

内容詳細

名作『赤い実はじけた』の著者が今こそおくる、永遠で普遍の「恋」のテーマ。

【著者紹介】
名木田恵子 : 東京都生まれ。児童文学作品を中心に幅広く活躍。水木杏子のペンネームで漫画の原作も手がけた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 白雪ちょこ さん

    表紙が少女漫画タッチだったため、友情や恋愛がテーマなのかなと思いきや、 LGBTがテーマとなっていた。 複雑な4角関係の上に、家庭での虐待や、兄弟のひきこもりなどについての悩みも、リアルに描かれており、最初の文章から辛さと痛みが滲み出ている。 思わず眉をしかめてしまう場面も、多々あった。 主人公である彼女の、サクヤちゃんを思う気持ちを押し殺す場面が、一番辛い。 こうして、自分の本当の気持ちを押し殺し 、悩む若者は沢山いるだろう。 中高生達に、ぜひ読んでほしい。

  • ヨシ さん

    LGBTの児童書という括りだけで語ってほしくない。複雑な家庭環境、虐待、ひきこもり、口に出せない憧れ。名木田恵子さんの本は繊細でその時代にマッチした作品が多く、読みやすいから、悩んでいる中高生に読んでもらいたい。

  • hirayama46 さん

    紺野キタの表紙に惹かれて読みました。題材としてもわたしの好むところである同性愛を扱った小説ということで、なかなか興味深く読めました。おおよそ中学生向けくらいに書かれていると思しいですが、性にたいする手付きに繊細さがあり、たしかにその世代のこどもたちに読んでほしいな、と感じさせる本でした。決してシンプルに丸くは収まらない関係ですが、四角形のままでもそれぞれを損なわないように生きられたら良いですね……。

  • 飲も飲も さん

    LGBTをテーマにした話。

  • まめもやし3 さん

    見事な4角関係。全員失恋。LGBT、相手がノーマルの場合、カミングアウトすると、関係が壊れてしまう。難しいなー

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