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資本主義の先を予言した 史上最高の経済学者 シュンペーター

名和高司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784296000760
ISBN 10 : 4296000764
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

イノベーションの生みの親シュンペーター。イノベーションとはそもそも何か、どう起こすのかを知ろう。ゼロから何かを思いつく創造は重要ではない。それを、世界中に「スケール」し、届けること―。それこそがイノベーションの本質である。

目次 : 第1部 シュンペーターは何者?(シュンペーターの思想を知る/ シュンペーターは何者か)/ 第2部 イノベーションとは何か(シュンペーターの思想の本質/ イノベーションのカギは「新結合」/ アントレプレナーになろう!/ 信用を忘れてはいけない/ 時代の波を読む)/ 第3部 資本主義の先を見る(資本主義のあとに)/ もしシュンペーターが現代日本に現れたら

【著者紹介】
名和高司 : 京都先端科学大学ビジネススクール教授、一橋大学ビジネススクール客員教授。東京大学法学部卒、三菱商事(東京、ニューヨーク)に約10年間勤務、ハーバード・ビジネス・スクール修士(ベーカースカラー授与)。シュンペーターおよびイノベーションを主に研究。2010年まで、マッキンゼーのディレクターとして、約20年間、コンサルティングに従事。自動車・製造業分野におけるアジア地域ヘッド、ハイテク・通信分野における日本支社ヘッドを歴任。日本、アジア、アメリカなどを舞台に、多様な業界において、次世代成長戦略、全社構造改革などのプロジェクトに幅広く従事。イノベーション研究グループのグローバルリーダのひとり。デンソー(〜2019年まで)、ファーストリテイリング、味の素、SOMPOホールディングス(いずれも現在も)などの社外取締役、ボストンコンサルティンググループ(〜2016年まで)、インターブランド、アクセンチュア(いずれも現在も)などのシニアアドバイザーも兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 南北

    資本主義の終焉を予想していたシュンペーターについて概要がわかればと思い読んでみた。マルクスの思想に共鳴しながら「革命」という方法論に賛同しなかったシュンペーターは新結合(イノベーション)によって新しい価値を創造する「発展」を提示している点は興味深く感じた。本書はシュンペーターの思想を現代に生かすための方法論を提示しているため、当初想定していた内容とは異なっていたが、いろいろと参考になった。既得権益者のしがらみが残っている資本主義では「終焉」も否定できないと感じた。

  • tamako

    京極夏彦級の厚さだったけど4時間で読了。SDGsと資本主義の行き詰まりが現代の課題で、それを解決するのがイノベーションで、デジタルはイノベーションにピッタリ!という感じで始まるんだけど、シュンペーターが資本主義の終焉を予言していたのなら、資本主義の行き詰まりは課題にはならないし、SDGsとイノベーションにも乖離がありすぎない?イノベーションとデジタルの親和性?と、初手からツッコミどころしかないのだが、我慢して読んだ。シュンペーターの著作を借りた著者のMBA講義と著作紹介。

  • しゅー

    ★★シュンペーターの本を読むのは挫折しそうなので本書のような本は助かる。ただ『コンサルを超える 問題解決と価値創造の全技法』を読んだときも思ったのだけど、とっても良い本だと思って読んでいると著者に突然ヘンなスイッチが入って驚く。あと余白の取り方がとても贅沢な本なので内容以上にかさばる。私は外で本を読む習慣があるので、もう少しコンパクトにしてくれると持ち運びがしやすくありがたかったな。

  • Book shelf

    経済学者シュンペーターについて詳しい著者が彼の考え方を噛み砕いて説明した内容。著者のフィルタがかかっていることは否めないですが、全くシュンペーターについて知らなかった自分としては分かりやすく、特に商品開発やイノベーションが求められる自分にとっては結構刺激的で、それな!と思うところが節々にありました。印象的で腑に落ちた一点を挙げるとすれば、「未来予測はできないしする必要もない。あるべき姿でなくありたい姿を描くべきだ」。」「市場や顧客におもねるのではなくそれを新しく作り出す」あ、二点なってしまいました。

  • 桜餅

    シュンペーターの主張は「外部環境ではなく、内発的なイノベーションこそが経済と社会の進化をもたらし続ける」というものだ。これは不均衡を解消すれば安定するという静的な経済学とは全く異なる。個人的に好きなのが、「イノベーションとは、資源を陳腐化した古いものから新しく生産性の高いものへと移す企業家精神」という表現で、社会的なリソースはより良いものに再配分していかなきゃいけないということを良く示している(トップ大学のトップ層がこぞって外資金融に行っていた世代なので、この言葉は響く)。

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