現代文化論 新しい人文知とは何か 有斐閣アルマ

吉見俊哉

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784641220768
ISBN 10 : 464122076X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
327p;19

内容詳細

文化は遊ばれ、演じられる―「上演としての文化」という視点で文化を読み解きます。階級社会、アメリカ化する大衆社会を経た、グローバル化と新自由主義の現代社会。さまざまに演じられてきた「文化」のドラマを読み解くための理論と方法をお伝えします。

目次 : 第1幕 “文化”という問い(文化とは何か―ポップカルチャーを学びたいあなたへ/ 遊びから文化へ―ホイジンガとカイヨワから現代へ/ 大都市と労働者の文化/ コミュニケーションとしての文化)/ 第2幕 日本近代と“文化”の位相(文明開化から文化主義へ―近代日本における“文化”の変容/ 文化国家の挫折とマス・カルチャー―戦後日本における“文化”の変容)/ 第3幕 “文化”としての現代(資本としての文化―文化産業からクリエイティブ産業へ/ 差異としての文化―消費社会と文化の政治学/ 越境としての文化/ ジェンダーの文化)/ 第4幕 現代における“文化”の諸相(ネットワーキングする文化―集合知の時代を生きる/ パフォーミングする文化―日常化する舞台/ 観光のまなざし/上演する地域/ アーカイビングする文化)

【著者紹介】
吉見俊哉 : 1957年、東京都に生まれる。1981年、東京大学教養学部教養学科相関社会科学分科卒業。1987年、同大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京大学大学院情報学環教授。社会学・文化研究専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 晴 さん

    ポップカルチャーやジェンダー論、図書館のアーカイブなどさまざまなテーマから人文学を見るという本。特に図書館関係のテーマがいちばん関心持ちました。(卒論のテーマだったので)

  • 古戸圭一朗 さん

    近代西欧においていかに「文化」の概念が生まれ、変遷してきたかという、「文化」という言葉の根本的な解説にはじまり、現代における文化をめぐる諸トピックまでをカバーする。文化という我々が(しばしば学術的な場においても)何気なく使っている言葉を考えることの難しさを述べるところから出発している点が良い。西欧だけでなく近代日本において文化が主に知識人によってどのように考えられてきたのかも押さえられている。単純に理論を当てはめるだけの上滑りなものではなく、文化をめぐる現象をラディカルに考えるための道案内となるだろう。

  • Witch丁稚 さん

    文化と文明、文化と遊び、大衆と文化、文化の中の限界芸術、近代日本の文化、敗戦後の文化、文化と資本、文化の差異化と消費社会の限界、文化間の越境と文化帝国主義、ジェンダーと文化、文化とインターネット、パフォーマー化と文化、観光と文化、アーカイブと文化。

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