吉行淳之介ベスト・エッセイ ちくま文庫

吉行淳之介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480434982
ISBN 10 : 4480434984
フォーマット
出版社
発行年月
2018年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
384p;15

内容詳細

文学を必要とするのはどんな人か?紳士の条件はロクロ首になること?腹が立っても爆発寸前になったときにおもい浮かべる言葉とは?多くの作家、編集者に愛され、座談の名手としても知られた人生の達人が、戦争や赤線時代の回想から、創作の秘密、性と恋愛、酒の飲み方、四畳半襖の下張「裁判」の法廷私記まで、「水のような」文章で綴ったエッセイ集。

目次 : 第1章 文学(文学を志す/ 私はなぜ書くか ほか)/ 第2章 男と女(なんのせいか/ なぜ性を書くか ほか)/ 第3章 紳士(紳士契約について/ 金の使い方に関する発想法 ほか)/ 第4章 人物(荷風の三十分/ 三島事件当日の午後 ほか)

【著者紹介】
吉行淳之介 : 1924年岡山生まれ。東京大学文学部英文科中退。「モダン日本」の編集者を経て、54年『驟雨』で芥川賞。70年『暗室』で谷崎賞、78年『夕暮まで』で野間文芸賞を受賞。「性」を追求した小説の大家にして、エッセイ、対談の名手。父はダダイストの吉行エイスケ、母は美容家の吉行あぐり。1994年7月没

荻原魚雷 : 1969年三重県生まれ。ライター・編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 佐島楓 さん

    かなりの割合で既読のはずの文章が含まれているが、それでも面白く読んだ。まさに吉行エッセイの選りすぐり版、このかたがどんな作家なのかだいたいわかるため入門にはちょうどいい。新たな読者が生まれることを願う。

  • 橘 さん

    面白かったです。吉行淳之介は初めて読みましたが、文章が軽くて明るくてするする読めました。時代の違いがあるので風俗や考え方は昔だなぁと思うところもあるのですが、今でもはっとするところもありました。「生きているのに、汚れていないつもりならば、それは鈍感である」、これはしみじみします。作家さんたちとの思い出も面白かったです。苛々することがあっても、これからは「気に入らぬ風もあろうに柳かな」と唱えればなんだか落ち着いていられそうです。

  • 阿部義彦 さん

    吉行淳之介さんは余り馴染みが無かったので、良い入門になりました。色川武大さんや有名になる前の澁澤龍彦さんなど私の好きな作家とも幅広く付き合って、洒脱でスマートな人だなあといった印象。美学のある大人です。小説も機会があったら読んでみたいです。

  • ハマー さん

    女の選び方 ここだけ見ると何とも男尊女卑的に見える。しかし、内容は、女性の方が何枚も上手で、勝ち目がないから人生経験を積んでから対等の地位に立って伴侶などを選びなさいという事である。筆者曰く、20代の男女を比べてみると、10歳ぐらいの差で男性の方が未熟だそうだ。男性が歳を取れば当然女性も歳を取るから、この差は一向に埋まらなそうである。そこで、男性は10歳年下の女性と交際すれば良いそうである。同年代が好きな私は何とか急成長を遂げねばなるまい。興味津々で読んでしまったから、頭に入る入る。ちょっと恥ずかしい。

  • NORA さん

    愉快な視点や文のセンスといったものをあまり感じとれず、途中で飽きてしまった。ひとりの人間として非常に魅力的な人物だったようだが、吉行淳之介の文章は合わないのかもしれない。

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人物・団体紹介

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吉行淳之介

大正13年(1924)、岡山市に生まれ、二歳のとき東京に移る。麻布中学から旧制静岡高校に入学。昭和19年(1944)9月、岡山連隊に入営するが気管支喘息のため四日で帰郷。20年東大英文科に入学。大学時代より「新思潮」「世代」等の同人となり小説を書く。大学を中退してしばらく「モダン日本」の記者となる。

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