原点に還れ 国技相撲廃止の危機を突破した男 吉田司家二十三世追風吉田善門

吉田長孝

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784915796883
ISBN 10 : 4915796884
フォーマット
発行年月
2010年09月
日本
追加情報
:
20cm,229p

内容詳細

相撲廃止の危機は明治時代にもあった…。その危機を吉田司家23世追風はどのように乗り切ったか。大相撲存亡の危機と言っても決して過言ではない今日、過去の史実を明らかにし、そこから学び取るように勧める書。

【著者紹介】
吉田長孝 : 1944年、熊本市生まれ。1951年、24世追風引退により7歳で25世追風を継承。13歳で九州場所前夜祭において横綱鏡里・吉葉山の三段構えを司式した。明治神宮での横綱推挙式において41人目横綱千代の山から59人目横綱隆の里まで横綱及び故実門人を授与し、熊本の吉田司家邸内にて1985年まで立行司木村庄之助、式守伊之助以下三役格の行司の免許状も授与してきた。また、1919年から始まった全国学生選手権の個人優勝者に「絹手綱」を1985年まで授与した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • Akihiro Nishio さん

    熊本にて熊本の偉人伝を読む。熊本の吉田司家は室町時代に朝廷より相撲の神事を司る勅を受けた。時代の変化や武家の勃興により忘れられていた時期もあったが、江戸時代に復活。細川藩に召し抱えられ、以降現代相撲の型や横綱制度、行事制度を整え、免状を発行する独占権を得る。明治初期は相撲の危機であったが、吉田司家23代善門が個人的に奮闘し、国技としての相撲を提唱し存続させることに成功した。25代善孝の時代に相撲協会へと権限を委譲し、現在は象徴的役割を果たしている。

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吉田長孝

1944年、熊本市生まれ。1951年、24世追風引退により7歳で25世追風を継承。13歳で九州場所前夜祭において横綱鏡里・吉葉山の三段構えを司式した。明治神宮での横綱推挙式において41人目横綱千代の山から59人目横綱隆の里まで横綱及び故実門人を授与し、熊本の吉田司家邸内にて1985年まで立行司木村庄

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