ハナミズキ 幻冬舎文庫

吉田紀子(脚本家)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344415102
ISBN 10 : 4344415108
フォーマット
出版社
発行年月
2010年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,229p

商品説明

北海道の港町で母と二人で暮らす紗枝。家の庭には、亡き父がある願いを込めて植えたハナミズキが育っていた。自身の夢のため東京の大学に進んだ紗枝と、故郷に残り漁師になった恋人の康平。互いを思いながらも、二人は少しずつすれ違っていく。それから十年。故郷のハナミズキが咲く頃、離れ離れだった二人に奇跡が訪れる…。珠玉の恋愛小説。

内容詳細

北海道の港町で母と二人で暮らす紗枝。家の庭には、亡き父がある願いを込めて植えたハナミズキが育っていた。自身の夢のため東京の大学に進んだ紗枝と、故郷に残り漁師になった恋人の康平。互いを思いながらも、二人は少しずつすれ違っていく。それから十年。故郷のハナミズキが咲く頃、離れ離れだった二人に奇跡が訪れる…。珠玉の恋愛小説。

【著者紹介】
吉田紀子 : 1959年生まれ。脚本家。明治大学文学部演劇学専攻卒。卒業後、OL生活を経て、富良野塾へ二期生として入塾。脚本作品にドラマ「お見合い結婚」「恋を何年休んでますか」「Dr.コトー診療所」「遙かなる絆」、映画「涙そうそう」など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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十代に忘れてきた物を、取りに帰りたくなり...

投稿日:2010/08/25 (水)

十代に忘れてきた物を、取りに帰りたくなりました。 一生懸命な恋には、大きなエネルギーがあった事を改めて思い出します。 それは男女を問わず、感じるものでしょう。

銀さけ さん | 北海道 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 七色一味 さん

    読破。一言で言ってしまえば、書き込み不足。映画の脚本をそのまま小説に書き起こした印象が強すぎるかな。余韻を引くべき部分、映像を無視して掘り下げるべき部分があるのに、カメラを切り替えるように場面を展開してしまっていて、物語に入り込めない感じです。釧路から二時間の小さな漁港、東京、ニューヨーク、カナダ・ノバスコシア州ハリファックス──。地球半周以上の遠大な距離を超えて、一艘の模型船が奇跡を産む。あり得ないしクサすぎる設定だけど、個人的には好きな設定なだけに、おしい……。

  • とくけんちょ さん

    この歌が好きで、そして涙そうそうも良かったので、読んでみた。現実的ではないものの、綺麗な物語。そんな偶然ないやろっとツッコミを入れたくなる気持ちを抑えつつ、誰もが傷ついたまま終わらない、全員がハッピーエンドで終わる。読後、スッキリ。たまには、こういうのもいいです。ハナミズキ、名曲やなぁ。

  • サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥 さん

    同名の映画のノベライズ。北海道の港町に母と暮らす紗枝と漁師の息子康平。高校生の頃の二人の出会いと淡い恋。紗枝の進学をきっかけにやがて二人は離れ離れに。互いに想いながらも素直になれない二人。そして10年後の奇跡の再開へ…。偶然が出来すぎという感じもあるけど、映画もまあ良かったなあ。★★★

  • maimai さん

    北海道の港町で出会った紗枝と康平。遠距離でもお互いを思う気持ちは変わらず康平は漁師を辞めて東京へ行こうとしますが父の死をきっかけに漁師を続ける決意をします。離ればなれになった二人はやがて家庭を築きますがテロで紗枝の夫は亡くなり、康平は漁師の職を失い離婚します。一人ぼっちになった二人は紗枝の父親が遺したハナミズキの下で巡りあいます。色々な哀しみや別れを経験しながらも最終的に結ばれる二人に感動しました。満開のハナミズキは娘が最愛の人と結ばれることを祝福する父の姿を表しているようでした。

  • milk tea さん

    生きてると多かれ少なかれ、すれ違いってありますよね。 殊に恋愛になると、それがもどかしくって…。 運命の糸が絡まってたら、ゆっくりほどいてみましょう。

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