カリフォルニア物語 第4巻 小学館文庫

吉田秋生

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784091910042
ISBN 10 : 4091910041
フォーマット
出版社
発行年月
1994年11月
日本
追加情報
:
16cm,333p

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読書メーターレビュー

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  • 匠 さん

    完結巻であるこの4巻、読み始めてすぐにガツーンっときた。しばらくハッピーな作品を好んで読んでいたせいもあるけれど、ハラハラさせられた展開とヒースの焼け爛れるような気持ちが痛々しく、読後しばらく呆然としてしまった。儚さとほろ苦さとでどうしようもなく哀しいイーヴ。彼自身の口から言わせたセリフからじゃなく、人づてに聞くその心情が切なすぎる。そしてヒースはどこかであたたかい愛情に包まれ、安心して過ごしてくれていたらと願わずにはいられない。最後の、ヒースの兄から観た番外編に救われつつ、でも現実を思うと悲しすぎた。

  • hiro さん

    完結編の第四巻。カリフォルニア生まれで裕福だったヒース、ニューヨーク生まれで貧しかったイーブと対照的なふたりだが、温かさのない寂しい家庭で育ったところが共通していたふたりのニューヨークでの同居生活に、こんな別れが訪れるとは思わなかった。そしてニューヨークを出て行ったヒースはどこへ向かったのだろうか。やはり暖かい土地を目指し故郷のカリフォルニアか、それとも『真夜中のカーボーイ』の主人公のようにフロリダだったのだろうか。読了してニューヨークの寒さが身にしみた。 次は『BANANA FISH』を読もう。

  • 青龍 さん

    中古書店で購入して、久しく積んでいました。ああ、懐かしいなあ。連載当時の少女漫画で、ハッピーエンドになっていない(バッドではないけど)作品は、そう多くなかったから、かなりショックだったのですが、今読み返しても、異色作だったのだな、と思えます。本編で少しだけ見えている、兄の思いが、番外編ではっきりしてくる... 彼が死ななかったら、40代50代になった頃は、若い頃の気持ちのスレ違い等、二人にとって、懐かしい思い出として昇華できたでしょうに。

  • モルテン さん

    衝撃的な始まり方をする4巻。それまでと雰囲気が変わり、シリアスなミステリの様相も呈してくる。主要人物(たち)の死もまた吉田秋生作品の特徴である。死に際して、主人公たちの失われた父の代わりの人物の存在感が増すのもまた特徴で、私は『海街diary』を思い出した。ラストは『吉祥天女』のラストを彷彿とさせる。つまり、吉田秋生作品は同じ物語の繰り返しといえる。若い頃のトゲトゲしさが丸くなったのが『海街diary』だと私は捉えている。いやしかし『カリフォルニア物語』面白かった!若い頃に読んだらもっと影響受けてただろう

  • あさひ さん

    やっぱり吉田秋生の青春の葛藤が好きだ。内容も殆ど忘れていたので、新鮮に読めました。傑作。ピーターとジェンキンス警部が出たきたのにはビックリ。

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人物・団体紹介

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吉田秋生

東京都出身。1977年、別冊少女コミック「ちょっと不思議な下宿人」でデビュー。「吉祥天女」ほかで第29回小学館漫画賞を、「YASHA―夜叉―」で第47回小学館漫画賞を、「海街diary」で第61回小学館漫画賞および2013年マンガ大賞を受賞。現在は月刊flowersにて大活躍中(本データはこの書籍が

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