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Euler no Okurimono

吉田武(数理工学)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784486018636
ISBN 10 : 448601863X
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

代数、幾何、解析。数学の多くの分野は唯一つの式に合流し、そしてそれを起点に再び奔流となって迸る。ネイピア数、円周率、虚数、指数関数、三角関数が織りなす不思議の環:オイラーの公式。ファインマンは「これは我々の至宝である」と嘆じた。本書はこの公式の理解を目標に、数学の基礎を徹底的に解説する。記述は極めて丁寧かつ平明である為、意欲溢れる中高生の副読本としても好適である。

目次 : 第1部 基礎理論(パスカルの三角形/ 方程式と関数/ 微分/ 積分)/ 第2部 関数の定義(テイラー展開/ 指数関数・対数関数/ 三角関数)/ 第3部 オイラーの公式とその応用(オイラーの公式/ ベクトルと行列/ フーリエ級数)/ 第4部 附録(発展的話題/ 各種数表)/ 第5部 問題解答

【著者紹介】
吉田武 : 京都大学工学博士(数理工学専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • chiru

    「博士の愛した数式」が大好きなので、関連するこの本もいつか読みたいと思って娘に借りた本。数学が大好きな数学者たちが数式を美しいとする純粋さに心惹かれる。文系としての感想は、起承転結が綺麗に決まるのが数式の良さかな。因果関係が=で解決するのはシンプル。0.3333を、記号に置き換えれば数式が簡単に完結するのも気持ちいい。それから、不思議に思うことに貪欲に取り組むこと。自力で解決する爽快感が数学にはあること。この2点を小学生くらいから教えてあげたいな。★3

  • kochi

    95年に多分購入し、17年11月から読み始めてやっと読了。数学の本だから仕方ない。平日通勤時に15分ずつ読んでいった蓄積。なんか学生みたいな^_^ 基礎解析、線形代数の範囲をカバーし、指数関数と三角関数を虚数を介在させて結びつけたオイラーの公式とその周辺にポイントを絞って、じわじわと説明。数式や証明をじわじわと読み続けるなかで、連作短編を読んでいる気がしてきて、理系の教科書的な本もこんな風な読み方があるのだと気づく。社会人の数学再入門として格好の書。

  • roughfractus02

    文系教養科目の講義をまとめた本書は、高校数学での三角関数、対数、円周率、虚数の範囲で、その手順を計算に特化しながら、オイラーの公式を導く構成になっている。高校まで数学知識を一度分解し、目的に合わせて組み直すという手順は、読みものとしての数学の側面を読者に伝えてくれる。一方、ファインマンは観点が次々変わる思考実験の中で、その2乗が量子の存在確率を表す波動関数Ψとして、このシンプルな式が世界の構成やその不確定性を表していることに驚いた、という。今回は、計算による一点突破とは別のアプローチを念頭に対話的に読む。

  • sosking

    大学の複素解析のテキストなら、ほんの数ページで終わる内容なのに、1冊の本にしている。1993年が初版だが、これは新装版の方。

  • 任世官(イエン・シーカン)

    この本は、高校数学はある程度(センターレベルでいい)理解した人が、高校〜理系大学生の早い時間に読むと非常にためになる。小学校から高校まで、体系付けられていない日本の数学教育が、一気につながり、清々しさを感じるとともに、数学が如何に実生活に必要か、知っていると得かがわかる。読んだ10代は、経済学、工学、理学、哲学、医学等、将来の専攻選択のいい羅針盤ともなりえます。ただし、私は、練習問題まではやっていないw

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