文明は農業で動く 歴史を変える古代農法の謎

吉田太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784806714200
ISBN 10 : 4806714208
フォーマット
出版社
発行年月
2011年04月
日本
追加情報
:
291p;19

内容詳細

世界各地の古代文明が多くの人々を養えたのはなぜか。複雑系の科学は、生態系に適応した古代農法が、近代農業以上に洗練され生産性も高かったことを解明。文明存続と食料確保の未来が見えてくる1冊。

【著者紹介】
吉田太郎 : 1961年東京生まれ。筑波大学自然学類卒業。同学大学院地球科学研究科中退。東京都職員を経て、現在、長野県職員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kei muramatsu さん

    ろくすっぽ覚えてないのだが、近代農法と伝統農法の対比が印象に残っている。台風などの、天災について、影響を受けた程度の比較をした部分などは印象に残っている。昨今の持続可能な開発に関わるものと思った。植物の相性を鑑み、相互にプラスの影響を与え合う環境というのは、農業のみならず、あらゆる分野にとって、ひとつの理想の形なのではないだろうか。個人での生産性という見方から、全体での生産的価値を考えることに、変化させていく意義を見つけられると、差別の一端にメスを入れることができるのではないか、と直感した一冊。

  • あき さん

    古代農法とか伝統農法とか呼ばれる、石油に依存する近代農業以前の農法に焦点を当てて解説している本ではあるが、図面が乏しく文章だけで説明しているのが大半のため、いまいちビジュアル的に理解しづらい。 古代農法の意共通しているのは、リスク回避指向で収穫の安定性を重視。近代の生産性重視とは違うというところは理解した。

  • 土岐晴嵐 さん

    古代文明と違い、現在は石油が無ければ私たちが食べる量の食糧を作れなくなっているという事、これから先世界人口が増えていった場合の食糧を考えると未来について考えさせられた。

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吉田太郎

有機農業研究家、フリージャーナリスト。1961年生まれ。東京都杉並区で育つ。筑波大学自然学類卒、同大大学院地球科学研究科中退。大学では地質学を専攻。東京都および長野県の農業関係行政職員として長期計画づくりや補助事業に携わるほか、長野県農業大学校教授として土壌肥料学演習を担当。有機農業推進担当職員とし

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