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徒然草 3 全訳注

吉田兼好

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061584303
ISBN 10 : 4061584308
Format
Books
Publisher
Release Date
May/1982
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • シュラフ

    第113段で年配者のあさましきことを挙げている。若者に混じってはしゃぐこと、さも有名人と親しいようなふりをすること、身分不相応に接待したがること。こういう俗物は私の身のまわりにもいる。なんともみっともないことだと思うのだが、本人には恥じる気色はまったくない。若者はだまされてはいけない。こういう人間には近づかないほうがよい。年配者に限らず人は分相応にふるまうべきであり、身分不相応は格好のわるいことなのだ。兼好の時代も、現代という時代にも同様な人物はおり、人間の本質というのはあまり変わっていないものだ。

  • Tonex

    なるほどと思うような教訓を書いてある段であっても、解説に「当たり前のことを述べただけ」とか「思想的に特別新しいものを含んでいない」などと書いてあることがあり、それはそれでなるほどと思った。俗流人生論のレベルで『徒然草』を解釈してはいけないのだ。この本のように本格的で学問的な本を読むと、作家や素人が『徒然草』について自分の個人的感想を述べただけの文章などを読むのは全く時間の浪費に思えてくる。

  • ヤベ

    偶然知ったことをふと書きつけたに過ぎないような短い章から構成や言葉選びに工夫を凝らした長文まで内容は多岐に渡る。ただ、ここまで読んでくると表現や取材対象に傾向が見えてくるので、扱われる事物の多様さにも関わらず内容には規律性を感じはじめる。観察眼の確かさと、それゆえに知らざるを得ない無常と裏返しのあわれへの興味、生活諸事のトリビアと故実探求が作品のメイントピックの印象になってくる。

  • chikuy

     

  • 放言者

    兼好かわいい。

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