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ブランド 角川文庫

Shuuichi Yoshida

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041148549
ISBN 10 : 4041148545
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2024
Japan

Content Description

「ねえ。『喜び』って言葉から、どんな風景をイメージする?」風呂上がりの妻から唐突な質問を受けた慎一は、眼を閉じてみると、ふいにひとつの景色が見えてきた。海から眺める東京に似た大都市。同じく想像したらしい妻は、自分は空にいるという。(「ティファニー2021」)一流ブランドには物語があり、人生の一瞬を輝かせる。著者が20年をかけてその一瞬を切り取ってきた珠玉の作品集。

【著者紹介】
吉田修一 : 1968年長崎県生まれ。97年「最後の息子」で第84回文學界新人賞を受賞し、デビュー。2002年『パレード』で第15回山本周五郎賞、「パーク・ライフ」で第127回芥川賞を受賞。07年『悪人』で第61回毎日出版文化賞と、第34回大佛次郎賞を受賞。10年『横道世之介』で第23回柴田錬三郎賞、19年『国宝』で第69回芸術選奨文部科学大臣賞、第14回中央公論文芸賞、23年『ミス・サンシャイン』で第29回島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • H!deking

    吉田修一先生の、いろんな媒体に寄稿した掌編やエッセイ集ですね。言葉のチョイスがいちいちシャレオツです。ワタシもBARが似合う素敵な大人になりたい。乾杯🍸

  • となりのトウシロウ

    短編小説とエッセイなどをギュッと集めたという作品集。本のタイトルは「ブランド」だが、色んなお話をごちゃ混ぜにした「ブレンド」というタイトルの方がしっくりくる。短編は物語終わりの余韻が心地よく感じる。駅のホームのベンチで偶然出会う男女のお話「日常前夜」はこの続きを想像して楽しめる。しかし、吉田修一は、人間臭さをしっかりと描写した骨太の読み応えのある長編小説が一番面白いと感じる。

  • カブ

    やっぱり、吉田修一氏の作品が好き。短編でもエッセイでも、おしゃれで粋です。読んでよかった。

  • 時代

    吉田修一さんが様々な媒体で書いたショートエッセイ集。イメージと違う吉田修一が満載で良かったです。結構センス系なのかもしれない〇

  • naotan

    吉田修一は小説も好きだけど、お題を与えられて書く文章も素敵だ。朝井リョウの『発注いただきました!』もあわせて読みたい。

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