CD

『鳥たちの時代/吉松 隆:作品集』 井上道義、大友直人、外山雄三、甲斐道雄、四戸世紀、他(2CD)

吉松 隆(1953-)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CMCD50011
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

限りなく美しい音楽が自由に翼を広げ、楽しげに羽ばたく

吉松 隆の人気作『鳥たちの時代』『デジタルバード組曲』等を含む1980年から1991年にかけて創作された「鳥」シリーズの2枚組作品集です。「現代音楽」と呼ばれる音の世界に背を向け、どこまでも純粋にひたむきにそしてユーモアを持って自身の音楽世界を築き、その世界で吉松自身の音楽は翼を持った鳥のように自由に羽を延ばし、楽しげに飛び交っています。吉松の内に秘めた欲望や希望、喜びや哀しみなどあらゆる感情が音楽へと注ぎ込まれた「鳥」シリーズ全7作品には、繊細で美しい吉松ワールドが広がっています。
 JVC K2レーザー・カッティングによる高音質(メーカー資料より)

【収録情報】
Disc1
吉松 隆:
1. 朱鷺によせる哀歌(1980)

 新日本フィルハーモニー交響楽団
 井上道義
(指揮、ピアノ)
 録音:1988年12月2日 東京文化会館(ライヴ)

2. チカプ(1981)

 東京フルート・アンサンブル・アカデミー
 青木 明
(指揮)
 録音:1982年2月15日 東京、石橋メモリアルホール

3. 鳥たちの時代(1986)

 日本フィルハーモニー交響楽団
 大友直人
(指揮)
 録音:1988年5月12日 東京、サントリーホール(ライヴ)

Disc2
4. デジタルバード組曲(1982)
5. 鳥の形をした4つの小品(1983)

 甲斐道雄
(フルート:4)
 四戸世紀(クラリネット:5)
 松谷 翠(ピアノ)
 録音:1989年8月11日 埼玉県、入間市市民会館

6. ランダムバード変奏曲(1985)

 吉田慶子
(ピアノ)
 麻生真紀(ピアノ)
 録音:1988年3月29日 埼玉県、入間市市民会館

7. 交響曲第2番『地球(テラ)にて』(1991)

 東京フィルハーモニー交響楽団
 外山雄三(指揮)
 録音:1991年5月22日 東京文化会館(ライヴ)

ユーザーレビュー

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吉松隆さんの作品集の2枚組のアルバム。1曲...

投稿日:2022/02/27 (日)

吉松隆さんの作品集の2枚組のアルバム。1曲目の「朱鷺によせる哀歌」は、瑞々しい響きが充実している。2曲目の「チカプ」は、フルートアンサンブルが聴き物。3曲目の「鳥たちの時代」は、タイトルにもなっているがこのアルバムの目玉。「平清盛」の音楽を想起させる、吉松さんの根幹のような作品で、濃厚な音響に陶然となる。最後に収められた交響曲第2番「地球(テラ)」にては、構えは紛れもなく交響曲のそれだが、込められた音楽は吉松さんらしいオリジナリティが感じられる。演奏も充実している。

Ichirokagawa さん | 香川県 | 不明

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特に「ランダムバード変奏曲」が素晴らしい...

投稿日:2011/09/19 (月)

特に「ランダムバード変奏曲」が素晴らしいです。全く違う世界にワープしてしまったような浮遊感を感じました。現代音楽のなかでも最も美しい曲のひとつと思います。この1曲だけでも買う価値が充分あります。

テリーヌ さん | 大阪府 | 不明

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人物・団体紹介

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吉松 隆(1953-)

1953年東京生まれ。慶應義塾大学工学部を中退後、一時松村禎三に師事したほかは、ロックやジャズのグループに参加しながら独学で作曲を学びます。1981年に「朱鷺によせる哀歌」でデビュー。いわゆる「現代音楽」の非音楽的な傾向に反発した「世紀末抒情主義」を主唱し、5つの交響曲、5つの協奏曲、オーケストラのための<鳥の四部作>を始めとする室内楽作品、<モノドラマ>などの舞台作品、邦楽曲など多くの作品を発表

プロフィール詳細へ

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