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シリーズ 地域の古代日本 畿内と近国

吉村武彦

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784047036970
ISBN 10 : 4047036978
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ヤマト王権以来、歴代遷宮を行いながら、ほとんどの都が畿内に置かれた。世界遺産の古市古墳群・百舌鳥古墳群をはじめ、日本最大規模の前方後円墳が集中して造られ、飛鳥寺・東大寺など多くの寺院が建立された仏教の中心地でもあった。製塩・玉作り・紡織ほか専業的拠点で営まれた手工業生産、律令制国家の情報伝達を担った駅伝制、平城京跡出土木簡が示す文字文化など、畿内の多彩な側面を発掘成果や文献史料を駆使して明らかにする。

目次 : 1章 王宮・都と京・畿内制/ 2章 王権と手工業生産/ 3章 大和・河内の前方後円墳群/ 4章 畿内の駅家と駅路/ 5章 東大寺と国分寺/ 6章 文字文化の拡がり/ ESSAY 宮滝で笠金村の歌に思いを馳せる

【著者紹介】
吉村武彦 : 1945年生。明治大学名誉教授

川尻秋生 : 1961年生。早稲田大学文学学術院教授

松木武彦 : 1961年生。国立歴史民俗博物館教授・総合研究大学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • イツシノコヲリ

    シリーズ最終巻らしく、京大・阪大で教鞭をとる教授など執筆陣は豪華な顔ぶれが並ぶ。あまり見なさそうな論考が並んでいて、どれも簡潔にまとめられていた。「畿内の駅家と駅路」(市大樹)は図が一つもなかったので読みにくかった。巻末に駅家が載っている地図はあるが。「東大寺と国分寺」(吉川真司)は、丸山西遺跡=金寿寺とするのは納得がいかないが、国ごとの寺の密度分布など最新の研究の成果も用いれられていたのは良かった。このシリーズ全体の話だが、東海・北陸の論考が殆どないようなものであり、この地域を扱う巻を作るべきだと思った

  • はら

    畿内近国は話題がありすぎて、他の地域の巻に比べると一般的な話に終止せざるを得ない印象。そのなかで吉川氏の章は短くもダイナミックで畿内近国の仏都たる所以がわかりやすい。

  • ナオ

    つい『古代の日本』『新版 古代の日本』と比べてしまう。

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