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ISBN 10 : 4334742610
Content Description
「なにに向かって読むのか」「どう読んできたか」「なにを読んだか、なにを読むか」。偉大な思想家・詩人であり、また類まれな読書家でもある著者が、読書をとりまくさまざまな事柄について書いた、はじめての読書論集成。長年における著者の思索の軌跡、思想の背景が存分に詰まった、「知」の巨人による異色の読書論。著者と荒俣宏との対談も収録。
目次 : 第1章 なにに向かって読むのか“読書原論”(なにに向かって読むのか/ 読書について/ 読むことの愉しみ/ 本に向かって/ 《インタビュー》いま活字は衰退しているか/ 書物の評価/ 「書評」を書く難かしさ/ 《インタビュー》戦後思想界の巨人の頭脳が映し出された書棚/ いずれ物書き自身を廃棄処分にする時代が来るだろう/ 《対談》吉本隆明・中沢新一―消滅に向かう世界のなかで、「現在」を読みとくための読書論)/ 第2章 どう読んできたか“読書体験論”(本を読まなかった/ 読書とは、書物からの知識を得ることより、一種の精神病理だ―わが生涯の愛読書/ 思い出の本/ 国語の教科書/ 百人一首の遊び/ 書くことで自意識の拡がりを充たした日々/ 《インタビュー》詩について/ 近代詩の歩み/ 《インタビュー》東京の本100冊/ ある履歴/ 《インタビュー》批評と学問=西欧近代化をどうとらえるか)/ 第3章 なにを読んだか、なにを読むか“読書対象論”(ノン・ジャンルベスト120/ わが古典太宰治「黄金風景」/ 短篇小説ベスト3 作者の資質の根をあらわにした短篇/ 思想書ベスト10 人に読んでもらいたいオーソドックスな一冊/ 思想書(日本)ベスト50 絶望的かつ楽天的な、日本の思想書/ 「ナショナリズム」の書/ 「国家の思想」の書/ 文学者への言葉/ 私の好きな文庫本ベスト5/ ’93年単行本・ベスト3/ ’94年単行本・ベスト3/ 「戦後史を読む」/ 30人への3つの質問)/ 対談 吉本隆明・荒俣宏―恋愛小説の新しい効用
【著者紹介】
吉本隆明 : 詩人・思想家。1924年東京生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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KAZOO
読了日:2016/01/10
ころこ
読了日:2023/03/03
ばりぼー
読了日:2019/06/16
yumiha
読了日:2014/08/26
白義
読了日:2011/08/28
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