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確率・統計でわかる「金融リスク」のからくり ブルーバックス

吉本佳生

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062577847
ISBN 10 : 4062577844
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「数学が苦手な人ほどカモにされる」投資の世界で、最大の「武器」になるのが確率・統計の基礎知識。日経平均株価には「3年以内に50%下落する」可能性が十分にあり、日経平均連動投信のリスクは米ドルへのFX投資の2倍に達する。購入する株や投資信託を選ぶとき、「値上がりしそうかどうか」だけを見ていませんか?「預貯金以外で資金運用したい」すべての人、必読。リスクを簡単に体感できる「特製サイコロ」付き。

目次 : はじめに 金融リスクとは?/ 第1章 金融リスクを確率的に考える理由/ 第2章 短期投資のリスクシミュレーション―デイトレードをするなら、外貨か、株か?/ 第3章 リスクとリターンの基本関係/ 第4章 現実のリスクとリターンの正体/ 第5章 中長期運用のリスクシミュレーション/ 第6章 精度を高めた中長期のリスクシミュレーション/ おわりに リターンよりリスクが大切

【著者紹介】
吉本佳生 : 1963年、三重県生まれ。エコノミスト・著述家。2012年から関西大学会計専門職大学院特任教授。専門分野は生活経済、金融経済、国際金融(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    一般的な金融リスクというよりも、金融商品に係るリスクということです。著者はこの分野ではかなりの著作をものにしていますが、数学的な事例などは参考となりますが、やや細かすぎる感じがして果たして金融商品を購入する人に対しての説明となるかは若干疑問に感じました。私自身はこのような理論分析は好きなのですが。

  • WATA

    株や為替の価格変動リスクをサイコロゲームで説明した本。特に仕組債のリスク構造を詳しく説明しているが、投資アドバイスとしては結局「仕組債には近づくな」という単純な結論で拍子抜け。また長期投資は短期投資より危ないと思わせる文章がときどき出てくるが、この比較は投資の期待値が期間に関わらず±0であることが前提になっており、「株には本源的価値がある」と考えるグレアム流の長期投資家や「1つの企業・国家が衰退することはあるが、世界全体は今後も発展し続ける」と考えるインデックス長期投資家の考え方とは相容れないので注意。

  • ゲオルギオ・ハーン

    金融商品に手を出す前に読んだ方がいいと思った一冊。出版こそ10年前ですが、とても勉強になりました。というのも、大手金融機関などの金融商品の説明不足、実は見えないリスクを一般の人々に持たせる状況は変わらない(ネットのおすすめ金融商品紹介サイトは特に悪質でボラティリティ、ノックイン、早期償還などについての情報を削ってリターンやリスクを都合よく紹介している)。賢い投資をするというよりは騙されない、本当の危険度を測るためのシミュレーション手法や用語を解説したもの。金融用語を簡潔明瞭に教えてくれるのも良かった。

  • 烟々羅

    今日を読了の一回目としよう。 むかし麻雀戦術に期待値ということばが流行った頃、「なに切る」の問題にひとつ覚えで「期待値から唯一の正解」と主張して譲らないひとりに腹を立て「仮定A, 仮定B, 仮定C を立てないといけなくて、これらをすべて満たした時にはじめて期待値の比較ができる」という論を書き、期待値を援護したと思われたことがあった。いや、いくつもの仮定を積み重ねないと期待値なぞ得られないというハナシをしたつもりだったのだが。 金融工学も数字を導くためいくつもの仮定を積み重ねていて、もろく騙されやすい。

  • calaf

    複利はメリットもデメリットもあるのですねぇ...そして、複利になれば片対数表示すれば(あるいは対数正規分布を考えれば)良いのか...それはともかく、このあたりの商品には近づかないのが一番です! (^_^)

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