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生活を創る(コロナ期)どくだみちゃんとふしばな 9 幻冬舎文庫

吉本ばなな

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344433205
ISBN 10 : 4344433203
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2023
Japan

Content Description

朝座って、コーヒーを静かに飲む。旅の思い出をかみしめながら荷解きをする。お昼をどこで食べようか考える。お皿をゆっくり拭いて、しまう。寝る前にちゃんとストレッチをする…。コロナ期に見えてきた、心と魂に従って動くことの大切さ。「よけいなことさえしなければ、神様のようなものがちゃんと融通してくれる」。力まず生きる哲学エッセイ。

目次 : 2020年8月〜10月(今夜だけ/ 当惑するほど広いこの世界(比較的重めの内容なので、元気なときに読んでくださいね)/ やらずにいられない ほか)/ 2020年11月〜12月(すみわけ/ 文明/ 真のパワー ほか)/ 2021年1月〜2月(人生にむだはない/ ありかた/ 買うは捨てるのはじまり ほか)

【著者紹介】
吉本ばなな : 1964年東京都生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。87年「キッチン」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。89年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TUGUMI』で山本周五郎賞、95年『アムリタ』で紫式部文学賞、2000年『不倫と南米』でドゥマゴ文学賞、22年『ミトンとふびん』で谷崎潤一郎賞を受賞。海外での受賞も多数。noteにてメルマガ『どくだみちゃん と ふしばな』を配信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ミス レイン

    noteを購読していないのでコロナ禍真っ最中に、この状況をどう見ているのか興味があった。国の施策や自粛下の街の様子への考察が多いかと思いきや日々のご自身の生活にフォーカスされていた。義父さんが最晩年のこともあってのことだろう。そのせいかこれまでより少しシャープな目線になったような。読了すると何を読んだかわからなくなりやすいシリーズなんだけど、必要な時に意識下から何か浮き上がってくるのだろう、著者のいうように。いつかここでさらりと語られたことが熟考されて再び文章になるのが楽しみ。

  • sazen

    190ページに生活人として大事なことが書いてあった。どんなに悲しい状態であっても、家事はやってしまうことなる。手を動かしているうちに「今」を生きることになる、と。家事に対して、「やることがあってそれが救いになる」という発想自体がなかった。そして、これまでたくさんの色々な出版社と対峙してきたばなな氏が、幻冬舎を選択した理由が書かれていて、信用できる本だと思った。ここを読んで、こういう本を買おうと思った。文章を消費者に届ける会社が作家をどう扱っているかって、大事だよな。私達から見えないだけに。

  • ちいこ

    隙間時間に読むにはちょうどいい感じで、なるほどなぁ、と毎回楽しんでいます。

  • いくえ

    ばななさんのエッセイを新しいものから順番に読もう、と決めて読み始めた。このシリーズはメルマガをまとめたものみたいやね、ブログとかよりも「ばななさんの文章を読もう」と思ってる人が読むものやから他のものより身内的?という感じでかなり赤裸々に書いてはるので、ばななさんの強い部分が濃い。読むだけでこちらの心が負けてしまうこともあったけど、うんうんと共感できる部分ももちろんある。 でも一旦、どくだみちゃんは置いといて他の出版社から出てるものを読みます(笑) 読むのにパワーがいる本でした〜。

  • あきしお

    コロナ期となりました。今振り返ると大変な時期ですが、この本の中ではあまり触れられていません。自分の毎日の生活が定まってきているということでしょうか。

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