警視庁01教場 角川文庫

吉川英梨

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041140895
ISBN 10 : 4041140897
フォーマット
出版社
発行年月
2023年11月
日本
追加情報
:
416p;15

内容詳細

甘粕仁子は見当たり捜査員だったが、犯人追跡中に大けがを負い戦線離脱。警察学校の教官になった。助教官の塩見とともに1330期の学生達を受け持つが、仁子の態度はどこかよそよそしい。やがて学生間のトラブルも頻発。塩見は、教官、助教官の密な連携が不可欠と感じる。そんな矢先、警察学校前で人の左脚が発見される。一体誰が何の目的で?教場に暗雲が立ちこめる中、仁子が人知れず抱えていた秘密が明らかになり―。

【著者紹介】
吉川英梨 : 1977年、埼玉県生まれ。『私の結婚に関する予言38』で第3回日本ラブストーリー大賞エンタテインメント特別賞を受賞し、2008年に作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ma-bo さん

    吉川さんの教場新シリーズ。53教場シリーズの五味は警部に昇進し捜査一課に。今作は五味の教え子の塩見が助教官。そして見当たり捜査官だったが犯人追跡中に大怪我を負い、教官として赴任する事となった甘粕仁子(にこ)が主人公。警察学校(教場)を舞台としているので、警察官になったばかりのひよっこ達の悩みや葛藤を描いているのはもちろんの事、大怪我する事となった件に関係すると思われる事件が発生し、仁子が人知れず抱えてきた秘密が明らかにされ読み進める手が止まらない。新しいシリーズも楽しみ。続きが読みたいと思わせる↓

  • タイ子 さん

    「53教場」から「01教場」へ。五味は捜査一課の刑事に。主役は女性教官・甘粕仁子と助教官・塩見圭介。甘粕はかつて見当たり捜査官で犯人を追い詰めた際大怪我を負い、容疑者は未だ行方不明。新しい生徒を迎えた警察学校には今回も個性豊かな生徒が入って来る。教官である甘粕の頑なすぎる態度に接し方を悩む塩見。場によって豹変するかのごとく変わる甘粕の態度。何を隠しているのか?そして、明らかになる理由と原因に胸を突かれる。塩見が見せる優しさは吉川作品だなと。教場だけでなく、警察官の過酷さもミステリ感も味わえる作品。

  • fwhd8325 さん

    警察ものでも、何だか爽やかな空気を感じました。主人公の甘粕仁子は、不思議なキャラクターで、ちょっとイライラするものの、それがある種伏線になっているから、物語は俄然面白くなります。いろいろな要素が詰め込まれているけれど、しっかり整理されていて面白く読めました。

  • ナミのママ さん

    『警視庁53教場』からの新シリーズ。見当たり捜査員だったが大怪我を負い警察学校教官となった甘粕仁子。助教を勤めるのは今期が終われば捜査一課に戻る予定の塩見圭介。このコンビは最初から噛み合わない。その噛み合わないままに1330期が始まる。最後に明かされる仁子の謎がメインだが、生徒たちのあれこれや圭介のプライバシーと相変わらず面白い。続きが読みたいと思わせるキャラクターはさすが。また1つ楽しみなシリーズが増えた。

  • よつば🍀 さん

    文庫書き下ろし作品。主人公は甘粕仁子・32歳。見当たり捜査員時代、犯人追跡中に大怪我を負い、警察学校の教官となった。1330期甘粕教場で助教官を務める塩見圭介と共に、日々学生達の指導にあたる。生徒達が起こすトラブルにもハラハラするが、なによりも仁子の情緒不安定さが気になり、彼女が抱えているものの正体を知りたくてページを捲った。物語後半で明かされる彼女の秘密。真実を知ると、それまでの行動の意味が腑に落ち、一気に切なくなる。ミステリーと恋愛、成長物語を融合した人間ドラマとして堪能した。新たな教場小説の誕生だ。

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吉川英梨

1977年、埼玉県生まれ。『私の結婚に関する予言38』で第3回日本ラブストーリー大賞エンタテインメント特別賞を受賞し、2008年に作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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