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吉川宏志集

吉川宏志

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784897094540
ISBN 10 : 4897094542
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2005
Japan

Content Description

第一歌集『青蝉』(全)、『夜光』(抄)、「初期作品」他収録。初句索引・略歴を付す。

目次 : 短歌(『青蝉』/ 『夜光』抄/ 初期作品)/ 散文(妊娠・出産をめぐる人間関係の変容/ 坂田博義の歌/ 歩道と街路樹/ スウェーデン・リレー)/ 吉川宏志論(不可思議へ至る(谷岡亜紀))

(「BOOK」データベースより)

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歌人吉川宏志の第一歌集『青蝉』(全)、第...

投稿日:2021/07/07 (水)

歌人吉川宏志の第一歌集『青蝉』(全)、第二歌集『夜光』(抄)、「初期作品」他を収録している。 今では大御所である吉川宏志の第一歌集が読めるだけで価値がある、現在はすでに絶版と思われるが、古書でもそれほどの値段はしないはず。

カーク さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • おおた

    人としての正しさがまぶしい

  • しなの

    読んでよかった。特に好きだと思ったのは、 噴水は挫折のかたち 夕空に打ち返されて円く落ちくる  カレンダーの隅24/31 分母の日に逢う約束がある

  • 門哉 彗遙

    分からない漢字や、文法や言葉の意味など逐一調べながら、じっくりと鑑賞しながら読んだ。まるで短歌と対話しているような感覚に陥った。しかし、この歌人の才能に嫉妬しながらも、自分も刺激を受けて途中歌を詠んだりしたから、読了するまでほんとに時間がかかった。

  • 風花 kazahana

    短歌の本 三冊目。歌の内容、意味が分かりやすく感じました。この前に読んだのは 内面を表現しているのかなと 思うものが印象的でしたが この吉川さんの歌集は 目の前にあるもの 今 起きていることが多く 想像しやすかったです。印象的なのは 子供の誕生までの 長い長い時間が まるで日記を読むように 時系列に並べられている歌たちでした。実際 こんなに沢山な短歌を一冊丸々読み続けることが初体験だったので 体力を使ったように感じました。ごく厚 上下巻を読み切ったような感じ。短い言葉で表現されていたからこそでした。

  • はち

    迷ったときや困った時に読み返すが、最初から最後まで読み通すのは久々。第一歌集『青蝉』は今年で二十年なんですね。大学時代から就職、結婚、妻の出産までという男にとって不可思議な時間(結婚出産は経験していないけれど)、立場は変われども落ち着いた詠みっぷりは変わらない。少しニューウェーブっぽい歌もあるのも面白い。時代だなぁ。

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