Books

高齢者医療難民 介護療養病床をなぜ潰すのか

吉岡充

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569705910
ISBN 10 : 456970591X
Format
Books
Release Date
December/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ケアが必要な高齢者が病院から追い出される。「後期高齢者医療制度」「療養病床再編」、医療費削減を名目とした切り捨て政策の内幕に、現場の医師と、医療制度改革に携わった元官僚が鋭く迫る。

【著者紹介】
吉岡充 : 1949年生まれ。77年東京大学医学部卒業。東京都立松沢病院勤務などを経て、82年東京八王子市・上川病院に勤務。現在、同病院理事長。この間、老人の専門医療を考える会事務局長、副会長、現・日本慢性期医療協会事務局長、副会長を務め、高齢者医療・ケアの政策決定過程に関与。86年より高齢者医療現場での身体拘束(抑制)廃止に取り組み、介護保険における身体拘束禁止規定に影響を与える。NPO全国抑制廃止研究会理事長、厚生労働省身体拘束ゼロ作戦推進会議委員

村上正泰 : 1974年広島県因島市(現・尾道市)生まれ。97年東京大学経済学部を卒業後、大蔵省(現・財務省)に入省。カリフォルニア大学サンディエゴ校国際関係・環太平洋地域研究大学院留学。在ニューヨーク総領事館副領事、財務省国際局調査課課長補佐、内閣官房地域再生推進室参事官補佐、厚生労働省保険局総務課課長補佐などを経て、2006年7月に退官。厚生労働省出向中に医療制度改革に携わり、医療費適正化計画の枠組みづくりを担当した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • はすのこ

    内容には大いに同意。良書。

  • かめかめ

    医療や福祉といった社会保障よりも、土木工事が好きな政治家や 天下り制度を維持するのに懸命な官僚が考えるとこうなるのですかね? 国民をこんなに不安に陥れて、何とも思わないのでしょうか? 政策の中身がなくて、先に数字ありきで、 数字を合わせることが、政策立案なのでしょうか? 全く理解できずに、怒りさえおぼえます。

  • キムチ

    現場、官僚双方のエリートが語った熱い内容。感光から年経過して、内容はいまだに「よりよき方向を求めて、議論の推敲を求め続けて」いる。しかし、現場はじりじりと悪化し、疲弊の一途。益を売るものは肥え,良心に従うものは心身疲弊で現場を去っていく。そうするうちにも超高齢は進む。「三方一両損」のやり方は理屈では理想だが、現実ではいつも紛糾。すべてが合意する議論はありえない・・そう思うつつ、政権は揺らいでいく。

  • ねぎとろ

    在宅へのシフトというのは確かに流れとしてはそれでいいのだが、そこに「医療費削減」とか「構造改革」などといった余計なものが加わってしまったことで、いかに現場が混乱をきたか、第一部を読むとその辺が理解できる。文中で述べられているように、本来、10年ほどかけて行うべきだった在宅シフトが、行き当たりばったりの改革病によって急速にすすめられ弊害はさらに広まった。これほど多くの人に影響を与える制度設計が、ロクなデータもなく、なし崩し的に行われたのは、日本的というか何というか…

  • わかめ

    子供手当や公立高校無償化もいいけれど、日本がますます高齢者に冷たい社会になってゆくような気がして、年をとるのが怖いです。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items