基本情報
内容詳細
小女小説から家庭小説、歴史小説まで不朽の名作を数多く遺した吉屋信子は、戦後の一時期、憑かれたように怪談風短篇の筆を執った。分身の恐怖と恍惚、霊となって故郷をめざす兵士、老いてなお艶やかな媼の幻影、内なる魔に駆られ数奇な運命をたどる麗人たち…作者みずから「世にも不思議な物語」と呼ぶ異色短篇の数々は、読者をして物語の豊饒に酔わしめるであろう。文庫初収録作品、多数。
【著者紹介】
吉屋信子 : 1896〜1973。新潟に生まれ、栃木高女在学中から雑誌投稿をくり返し、1916年『少女画報』に「花物語」を連載。女学生のバイブルと言われ人気作家となる。以後、女性の生き方をおもなテーマに、純文学から歴史小説まで幅広く活躍
東雅夫 : 1958年神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。元「幻想文学」編集長、現「幽」編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ユーザーレビュー
投稿日:2009/12/06 (日)
読書メーターレビュー
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かわうそ さん
読了日:2015/06/18
Kikuyo さん
読了日:2019/06/22
ベル@bell-zou さん
読了日:2018/05/13
藤月はな(灯れ松明の火) さん
読了日:2011/08/11
兎乃 さん
読了日:2012/09/08
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人物・団体紹介
吉屋信子
1896年新潟市生まれ。10代から20代にかけて発表した『花物語』が「女学生のバイブル」と呼ばれるほどの大ベストセラーとなる。流行作家として人気を博した。1952年「鬼火」で女流文学者賞、67年菊池寛賞受賞。73年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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