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現代ロシア経済論

吉井昌彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623060368
ISBN 10 : 4623060365
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ロシア経済は、ソ連解体後の混乱を乗り越え、2000年以降の世界的な資源価格の高騰を背景に、天然資源の供給基地、1億4000万人のマーケットとして注目を集めるようになり、BRICsの一角として21世紀の世界経済を支えていくことが期待されている。本書は経済概要だけでなく、市場移行で起きた諸問題、社会問題、中央アジアや中東欧諸国との関係を分析することで、ロシアの今後の成長可能性を多面的に考察している。

目次 : ロシア経済論とは/ 第1部 市場経済移行の推移(ロシアにおける市場経済移行/ ロシア経済の歴史と政治システム/ マクロ経済・産業構造/ 財政・金融/ 民営化と企業システム)/ 第2部 国民の暮らしと地域(労働市場と社会政策/ 経済格差と階層化/ 開発と環境/ ロシア極東地域)/ 第3部 貿易と対外経済関係(国際経済関係/ 中央アジア・コーカサスの市場経済化/ 中・東欧の市場経済移行)/ ロシア経済の行方

【著者紹介】
吉井昌彦 : 1958年兵庫県に生まれる。1985年神戸大学大学院経済学研究科博士課程後期課程退学。現在、神戸大学大学院経済学研究科教授、博士(経済学)

溝端佐登史 : 1955年大阪府に生まれる。1987年京都大学大学院経済学研究科博士課程後期課程退学。現在、京都大学経済研究所教授、博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 陽香

    20110510

  • ろーじゃ

    極東や東欧の市場経済化や関係にも目を向けていて、体系的に経済事情に触れられるのがナイス。ロシアは政治が経済をリードしているが、日本は経済が政治をリードしているという表現が、日露の体制の違いをよく表していますね。

  • kozawa

    このシリーズは面白くていいなぁ。戦後どのように変化したかも書かれている。欧州側におけるロシアのプレゼンス、中央アジアの抱える経済問題、極東における特に中国との間を中心にした現状と今後は、日本の経済外交でも無視できないところでは。

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