Polska : Marcus Creed / SWR Vokalensemble Stuttgart

Polska〜ポーランドの歌
シュトゥットガルト声楽アンサンブル

マーカス・クリードによる音楽で巡る旅の最新巻は激動の歴史を辿ったポーランドの合唱作品集。ポーランドは10世紀に国家として認知され領土を拡大するも、18世紀になって4度に渡り国土を隣国によって分割され、一旦は消滅します。第1次世界大戦後、1918年に独立しましたが、第二次世界大戦時に再びナチスとソビエトによって分割。1952年に人民共和国として国家主権を復活、1989年の民主化によって共和国となり、ようやく今の形になりました。
　そんなポーランド、芸術面では非常に多くの実りをもたらしています。1956年に初めて開催された「ワルシャワの秋」音楽祭で、初めてこの国の音楽に触れた聴衆は、その驚異的な可能性に驚きを隠せませんでした。このアルバムでは、近現代ポーランドを代表する作曲家たちの合唱作品を聴く事ができます。(輸入元情報)

【収録情報】
● シマノフスキ:6つのクルピエ地方の歌
　ねえ、私の雄牛たちよ
　ノックをしているのは誰？
　イエス・キリストを称えたまえ
　馬に、鞭打ち走らせろ
　着飾りなさい、恋人よ
　楽士さん、ワルツを演奏してください
● ペンデレツキ:来たり給え、創造主なる聖霊よ
● ハウベンシュ卜ック=ラマティ:マドリガル
● ペンデレツキ:天使への賛美歌
● グレツキ:5つのクルピエ地方の歌 Op.75
　ねえ、丘を降りてきて、丘を降りてきた
　なんて暗い、暗い夜
　昨日は最愛の人だった、でも今日は違う
　私は卜ルンから来た農夫
　嵐が来る、雨が降りそう
● ルトスワフスキ:戦士の主題による10のポーランド民謡より
　第1番:クラクフのそばの黒い野原
　第7番:ジャック、どこから来たの？
　第6番:私はカンボクの茂みを破壊してしまった

　中曽和歌子(ソプラノ)
　ヴィープケ・ヴィグハルト(アルト)
　キルストン・ドローペ(ソプラノ)
　アレクサンドル・ユデンコフ(テノール)
　ザビーネ・チンチェル(アルト)
　ユディ卜・ヒルガー(アルト)
　SWRシュトゥットガルト声楽アンサンブル
　マルクス・クリード(指揮)

　録音時期:2015年6月16-19日、24,25日
　録音場所:シュトゥットガルト、SWR放送スタジオ
　録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
　Tonmeister (Artistic Director): Thomas Angelkorte
　Toningenieur (Sound Engineer): Volker Neumann