Product Details
ISBN 10 : 4006003617
Content Description
現憲法制定過程で何が起きたか。第九条制定の背景にはいかなる事情が存在していたか。GHQ側、日本側の動向を徹底的に検証して定評ある叙述が、新資料に基づく知見を加えてさらに充実。戦後の平和主義の原点を再照射する論点を明確にすべく、大幅な増補をしつつ、全面的に改訂された本書は、私たちの同時代に対する視点も鋭くするだろう。施行から七〇年を経て、「改正」問題が課題になるなか、憲法をめぐる議論の必読書である。
目次 : 「玉砕」から「平和国家」へ/ 最初の憲法改正案/ 民権思想の復権/ 明治憲法の評価をめぐって/ GHQ案の基本設計/ GHQ案―「戦争の放棄」の深層/ GHQ案の天皇・人権・地方自治条項/ 第二の「敗戦」/ 日本化への苦闘/ 草案要綱の発表へ/ 東京帝国大学「憲法研究委員会」の役割/ 米国政府対マッカーサー/ 帝国議会での修正/ 「芦田修正」の残映/ 「押しつけ」が残したもの/ みじかい春から七〇年
【著者紹介】
古関彰一 : 1943年東京都生まれ。早稲田大学大学院法学研究科修士課程修了。獨協大学名誉教授、和光学園理事長。専攻=憲政史。日本国憲法制定過程に関する研究をはじめとして、憲法の平和主義の軌跡を講和条約、安保条約との関わりで明らかにしてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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coolflat
読了日:2017/11/14
かんがく
読了日:2019/07/02
佐藤一臣
読了日:2021/11/28
さとうしん
読了日:2017/05/04
千住林太郎
読了日:2022/04/29
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