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官僚と国家 平凡社新書

Shigeaki Koga

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582859706
ISBN 10 : 4582859704
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

森友・加計問題、日本学術会議会員の任命問題、そして総務省の違法接体問題…。安倍政権から菅政権にかけて、「政と官」をめぐる事件が続出している。政治家と官僚の関係はなぜここまで歪になったのか。これらの問題の根底には何が横たわっているのか。政治家の劣化と官僚の弱体化、メディアの翼賛化。菅政権による官僚支配の実態を暴く。

目次 : 第1章 統制と陰謀の暗黒政治―菅政権の正体(安倍政治をさらに陰湿に継承/ 菅の頭は竹中平蔵の借り物 ほか)/ 第2章 政治家の劣化と官僚の弱体化、そしてメディアの翼賛化(「異色官僚」佐橋滋の非戦/ 佐橋流はもう通用しないのか ほか)/ 第3章 官僚という「弱い人たち」の生態―森友事件と電力支配(官僚性善説と官僚性悪説/ 普通の人の弱さが災いを招く ほか)/ 第4章 官僚主導から政治独裁へ―内閣人事局と日本学術会議をめぐる権力相関図(内閣人事局は何を目指したか/ 公務員改革を政治が悪用した ほか)/ 第5章 原発と政治家と官僚―伏魔殿をめぐる癒着をどう乗り越えるか(橋下徹とともに脱原発を目指した/ 今井尚哉、騙しの原発行政 ほか)

【著者紹介】
古賀茂明 : 1955年長崎県生まれ。東京大学法学部卒業。政治経済評論家。元経済産業省官僚。産業再生機構執行役員、経済産業政策課長、内閣審議官など改革派官僚として活躍。2011年経産省退職後も組織に属さずに独自の視点で言論活動を展開。著書多数

佐高信 : 1945年山形県生まれ。慶応義塾大学法学部卒業。評論家。高校教師、経済誌編集長を経て執筆活動に入る。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • よう

    図書館本。

  • ひでき

    コテコテの左翼の主張を古賀さんがバランス取りながらうまくまとめあげた、という内容。 官僚主導はダメ、政治主導もダメ、官邸主導もダメ、となるとどうすればいいんですかね。

  • もくのすけ

    安倍流ルールは「捕まるような悪い事はしない」ではなく「悪い事をしても捕まらなきゃいい」だから忖度も捕まらないギリギリまでやらねばならない。これで社会全体の倫理規範が崩れた◆安倍・菅の恐怖政治と内輪優先政治が官僚を腐敗させた◆安倍・菅・官邸が言った事、求める事以外の選択肢について非常に不寛容になった◆政治家は国民から選ばれているので政治家の判断は国民の代行。それに官僚が反対を言い張るのはNG。が、単に隷属させるのでなく、政策を議論し理由を明確にし説明しなければならない。政策も部分の公ではなく全体の公の為。

  • 数之助

    タイトルほど炸裂しないが、古賀・佐高節は健在。

  • Chisaka

    著者二人の対談形式で、安倍政権や菅政権の話を解説。ニュースを見ていて感覚的に思っていたことが背景等とともに説明されていて読みやすく、理解しやすい。官僚って悪いイメージを持ちがちだけど日本の政治史を勉強するに昔は熱血漢がそれなりにいたと予想されるし、安倍&菅でいないように感じるのはやはりそれなりの理由があるよね、と。メディア統制もしかり。自分でちゃんと知識をつけて物事を見分けるようにしないと。

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