よくわからないまま輝き続ける世界と 気がつくための日記集

古賀及子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784479394525
ISBN 10 : 4479394524
フォーマット
出版社
発行年月
2025年06月
日本
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

岸政彦さん・花田菜々子さん推薦!

ZINE発!日記文学の新星が綴る小さな試み“やってみた”
いつもの日常に小さな試みを取り入れてみたら――??

***
2024年の6月から10月のあいだ、週に3日から4日、“暇をふせぐ”ための簡単なトピックを生活に組み入れてみることにした。その日々の日記をまとめたのがこの本だ。
ポリシーを破ってめぐりめぐって日記を書くために何かし続けた。そこには非日常ではない、日常がかすかにふるえるような手応えがあった。

***
23年ごしでハーゲンダッツのクリスピーサンドを食べる / 喫茶店で回数券を買う / 朝のラジオを外で聴く / かつてのバイト先に行く / 小学生の頃に読んでいた少女漫画雑誌を買う / 資格を取ろうと思い立つ / 駅にあるワーキングブースを使う 等々‥!
やったことないけど、ちょっと気になる‥日常にあふれている小さな試み。
よくわからないまま輝き続ける世界に飛び込んで、得た気づきを集めた日記本です。


【著者紹介】
古賀及子 : エッセイスト。1979年東京生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ネギっ子gen さん

    【ポリシーを曲げて、日記を書くために何かし続けた。そこには非日常ではない、日常が微かに震える手応えが――】日記を書くためにやった小さな暮らしの冒険譚。<一日生きさえすればそれだけで書ける日記という様式は心底ありがたい。そう思っていたある日の夜、寝床に入りながら中学生の娘がこう言った。「あしたは一日、休みなんだ。暇をふせげるかなあ」/見習って、ためしに2024年の6月から10月のあいだ、週に数日、“暇をふせぐ”ための簡単なトピックを生活に組み入れてみることにした。その日々の日記をまとめたのがこの本だ>と。⇒

  • 凸凹パレード さん

    やっぱり日記が良い

  • きのこ さん

    このごろエッセイを読むことが多い。この本は初めての著者だったが、作品が書店で大きく展開されているのを見て購入した。エッセイというか日記である。日々のちょっとした(自分でも経験しそうな)出来事が書かれているのに、選ばれた言葉がなんともぴったりフィットすることが多くて情景や気持ちがありありと伝わる。なるほど読ませる日記というのはこんな風に書くのかと思った。タイトルや本文に、著者独特のおもしろい表現もたくさん。たとえば「首だけが冬」とか、「存在だけの味」とか。自分も日記を書いているけどこんな面白くないなあ。

  • めがね さん

    古賀さんの本はついつい読んでしまう。娘さんが待ち合わせのときに、待ち合わせ人を見つけるとそっちに向かっていくのがチャーミングと書いていたところが、なんだかたまらなく好きだった。古賀さんの本を読むと自分も生活のことをもっと注目してメモとかしようという気持ちになる。

  • ebi kan さん

    普段の日常ではしないことを生活に取り入れてみる。ちょっとした工夫でその日の充実感が変わっていく面白さを発見する。何気ない家族との会話も自分では気づかなかったことに気づける。日記で他人の日常を知ることは自分との価値観との違いや今まで知らなかったことの発見に繋がるし、ホームコメディを見ているようで面白い。意識してみると意外と身近なところに日常を豊かにするアイディアが隠れている。

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古賀及子

1979年東京生まれ。エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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