ヒトラーはなぜ猫が嫌いだったのか コア新書

古谷ツネヒラ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784864368728
ISBN 10 : 4864368724
フォーマット
出版社
発行年月
2016年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
190p;18

内容詳細

猫がなぜカワイイのか。理由など無い。猫のかわいさは絶対だからだ。猫がカワイイことに理屈を求めてはいけない。しかし、猫を溺愛する社会には意味があることを筆者は発見した。と同時に、犬を溺愛する社会には、猫を愛する社会と対極の意味を持つことも筆者は発見する。ヒトラーは犬を溺愛したが猫を無視した。ナチスはドイツ人に犬や狼のあり方を理想として強制した。これは単なる偶然ではない。猫と犬、この二つの似て非なる生き物を巡る人々の嗜好は、そのまま社会の特徴を現すシンボルなのである。

目次 : はじめに 「ヒトラーの犬」VS「チャーチルの猫」/ 第1章 猫を愛するすべての自由人へ/ 第2章 ヒトラーとナチスと犬/ 第3章 大成長と合理主義、江戸の「猫性の社会」/ 第4章 戦時体制から戦後日本の「犬性の社会」/ おわりに 「犬性」から「猫性」へ 変動する日本人

【著者紹介】
古谷経衡 : 1982年札幌市生まれ。著述家。NPO法人江東映像文化振興事業団理事長。立命館大学文学部史学科(日本史)卒。政治、社会、サブカルチャーなど幅広いテーマで執筆評論活動を行う一方、TOKYO FMで番組司会も担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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犬性の社会〜従順、忠誠、規律 猫性の社会...

投稿日:2021/04/16 (金)

犬性の社会〜従順、忠誠、規律 猫性の社会〜自由、放任、個人主義 忠犬ハチ公は秋田犬の純血種ではなく、秋田犬の雑種だった。当時の国家指導者が日本人のあるべき姿として忠義・報恩をハチ公に見ていた。等々、なかなか面白い内容です。

タカノブ さん | 神奈川県 | 不明

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古谷ツネヒラ

古谷経衡。1982年北海道札幌市生まれ。立命館大学文学部卒。CS放送やインターネット番組への出演、執筆、街頭演説などその活動は多岐に及ぶ。現「ジャパニズム」編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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