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ISBN 10 : 4864368724
Content Description
猫がなぜカワイイのか。理由など無い。猫のかわいさは絶対だからだ。猫がカワイイことに理屈を求めてはいけない。しかし、猫を溺愛する社会には意味があることを筆者は発見した。と同時に、犬を溺愛する社会には、猫を愛する社会と対極の意味を持つことも筆者は発見する。ヒトラーは犬を溺愛したが猫を無視した。ナチスはドイツ人に犬や狼のあり方を理想として強制した。これは単なる偶然ではない。猫と犬、この二つの似て非なる生き物を巡る人々の嗜好は、そのまま社会の特徴を現すシンボルなのである。
目次 : はじめに 「ヒトラーの犬」VS「チャーチルの猫」/ 第1章 猫を愛するすべての自由人へ/ 第2章 ヒトラーとナチスと犬/ 第3章 大成長と合理主義、江戸の「猫性の社会」/ 第4章 戦時体制から戦後日本の「犬性の社会」/ おわりに 「犬性」から「猫性」へ 変動する日本人
【著者紹介】
古谷経衡 : 1982年札幌市生まれ。著述家。NPO法人江東映像文化振興事業団理事長。立命館大学文学部史学科(日本史)卒。政治、社会、サブカルチャーなど幅広いテーマで執筆評論活動を行う一方、TOKYO FMで番組司会も担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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投稿日:2021/04/16 (金)
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