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もっと知りたい夏目漱石 文学と美術

古田亮

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784808713225
ISBN 10 : 4808713225
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本近代文学の巨匠・漱石は、東洋美術の素養と西洋美術への旺盛な関心をもち、自らも作画に励んだ。漱石が愛した美術、苦手な美術、同時代に目にした作品の数々をカラーで掲載し、漱石の脳内の豊かな美術世界の扉を開く。

【著者紹介】
古田亮 : 1964年東京都生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科日本東洋美術史専攻博士後期課程中退。1993年より東京国立博物館に勤務。東京国立近代美術館主任研究官を経て、東京藝術大学大学美術館教授

出口智之 : 1981年愛知県生まれ。2008年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。2010年より東海大学文学部に勤務。2018年より東京大学大学院総合文化研究科准教授。明治文学と美術のクロスジャンル研究を専門とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Willie the Wildcat

    直喩で紐付けし、暗喩で紐解く、氏と美術作品との関係性。両面で感銘するのが、『こころ』の崋山[黄粱一炊図]。思わず唸る。次に、ストレートな『坊っちゃん』のターナーからラファエロに繋ぐストーリー性と、対照的な『三四郎』の[ハント雇われ羊飼い]。作品の性格との同期、後者の妙に一票かな。深く学べたのが『草枕』。”非日常”、植え付ける人物像に藝術の嵐。特集からは、『心』の装幀。牡丹紋様、篆刻文字、そして石鼓文の拓本キモの”心”は、康熙字典からの引用。氏の真骨頂也!氏の作品再読時に、本著はもれなく有用。

  • 明るい表通りで🎶

    「みてからよむか」 夏目漱石の美術世界をコンパクトにまとめた本書。津田清風の導きで、絵もたしなんだ漱石。彼の絵葉書も掲載してある。

  • takakomama

    もっと知りたいシリーズに漱石が登場でびっくり! なるほど、漱石の著作に美術作品が出てくることも多いです。図書館の分類が芸術ではなく、文学です。違うジャンルの知識が繋がりました。絵画が思い浮かんで、漱石の作品を読む時のガイド本にもなりそうです。漱石自身も作画していて、何点か載っています。

  • kaz

    漱石と美術とのかかわりを垣間見ることができ、面白い。図書館の内容紹介は『東洋美術の素養と西洋美術への旺盛な関心をもち、自らも作画に励んだ日本近代文学の巨匠・夏目漱石。漱石文学の成立に不可欠だった美術、同時代に目にした作品の数々をカラーで掲載し、漱石の脳内の豊かな美術世界の扉を開く』。

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