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図解・天気予報入門 ブルーバックス

古川武彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065246825
ISBN 10 : 4065246822
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

地球温暖化により年々増え続ける激甚災害。―備えるために重要な、気象予報を徹底解説。梅雨の末期に頻発するようになった、線状降水帯に伴う気象災害。年々増え続ける、地球温暖化で強大化する台風による大きな被害。よく出されるようになった特別警報。進化し続ける天気予報は、それらをどうやってとらえているのか。ふだんよく耳にする「爆弾低気圧」や「大気が不安定」といった天気予報用語はもちろん、大気をシミュレートする数値予報など、精度を増す最新の気象予報技術も理解できる一冊。

目次 : 前編 人による予報の時代―観測、気象の理解から予報へ(温暖化で強靭化する「台風」、多発する「線状降水帯」/ 気象台も気象レーダーもないころの気象災害/ 現在の大気を知る―さまざまな気象観測/ 天気図と人による天気予報)/ 後編 コンピュータによる予報の時代へ―数値予報とはなにか(大気をシミュレートする数値予報/ 数値予報を翻訳するガイダンス/ 天気予報のこれから)

【著者紹介】
古川武彦 : 1940年生まれ。気象庁研修所高等部(現気象大学校)および東京理科大学物理学科卒業。理学博士。気象研究所主任研究官、気象庁予報課長、札幌管区気象台長、日本気象学会理事などを経て、現在「気象コンパス」代表者として気象に関する情報を発信。気象学会・航海学会会員。多数の著書や翻訳書がある

大木勇人 : 1964年生まれ。千葉大学理学部物理学科卒業後、塾講師を2年、出版社で検定教科書の編集者として10年勤務した後、フリーに。教科書編集のほか、中学理科程度の知識を前提にした、誰でも読みやすい科学書を執筆、編集(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    気象予報について、非常にわかりやすく説明してくれています。気象専門家と理科教科書編集者の方のタッグだからでしょう。最初の4章が昔の予報から最近の状況までを、後半ではコンピュータを利用した天気予報の話となります。線状降水帯などという言葉は最近の言葉なのでしょう。また数値予報の説明では運動方程式などが出てきて数学的な素養も必要だという事がよくわかります。気象予報士の試験も難しくなっているのでしょうね。

  • まーくん

    年配者なら感じておられると思うが昔と異なり天気予報は当たって当たり前になった。本書は前篇で天気予報の成立ちを適宜、気象原理も解説しながら説明。教科書的だが、一歩進んで実践的。大変、勉強になる。が、今はこのような、天気図と人による天気予報は行われていないと言う。それは、後篇で述べているコンピュータを使った数値予報が実用化されたから。大気の動きをシミュレートするため地球大気全体を水平方向(20km四方)にも垂直方向(数10m〜数km)にも細かく切った格子を全球に亘って考え、⇒

  • 活字の旅遊人

    面白いが、なかなか難しい内容の横書き本。天気図というのは、地表からどの高さで表したものなのか、ずっと疑問に思いながら放置していたのだが、普通に地表でいいんだよね。衛星写真などもテレビで一緒に見せられていたからか、確信を持てなかったのだな。前編の気象学もよいが、後編の物理、化学、数学、統計学を使って解きほぐす話は特に良い。高校や大学初級の理系科目をざっと復習できる。また400平方キロメートル×高さという大きさで格子点という名の違和感が面白い。スケールは違うけれど、CTなどの画像処理と同じ理屈なんだね。

  • 白いワンコ

    入門といいながら、文系にはなかなか読み進めづらい内容でした。それでも読了できたのは、世界が異常気象に苛まれる昨今、気象に対する興味が高まっているから…と書いて気づきました。難解なのは「天気予報」であり、それなら「気象」の本を読めばよかったのでは?いずれその時が来た際、この本の記憶が、理解の役に立つはずです

  • takeapple

    天気予報の原理や仕組みについて、文系の初心者にもわかりやすく説明してくれている。本文で著者がことわっているように、かなり簡略化して、専門の方からすれば不十分な記述があるのかもしれないけれど、第一任者によるこういった説明はありがたい。おかげで疑問な点が解消されて、次にステップに進んでも大丈夫だと思えるようになりました。

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