家康の養女 満天姫の戦い 潮文庫

古川智映子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784267023644
ISBN 10 : 4267023646
フォーマット
出版社
発行年月
2022年09月
日本
追加情報
:
340p;16

内容詳細

徳川家康の画策で津軽藩主の信枚に正室として嫁いだ浅姫(満天姫)。関ヶ原後も不穏な東北の地。満天姫はいくさに臨むが如く悲壮の覚悟で輿入れする。最果ての地での暮らし。藩内に残る亡き前正室・直姫の影。前夫・福島正之との遺児の存在。突然の飢饉。数々の困難を乗り越え、2人は次第に心を通わせていく。激動の時代をたくましく生きた実在する女性の物語。

【著者紹介】
古川智映子 : 1932年、青森県弘前市に生まれる。県立弘前中央高校、東京女子大学文学部。国立国語研究所で『国語年鑑』の編集に従事。その後は高校教諭を経て、執筆活動に入る。日本文藝家協会会員。ヴィクトル・ユゴー文化賞受賞。潮出版社文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mahiro さん

    徳川家康の養女として福島家に嫁ぎ夫の死後津軽家に再度嫁がされた満天姫の生涯。津軽は太宰治や司馬遼太郎の街道を行く、岩木山などが頭に浮かぶ、満天姫とは存在すら知らなかったが史実や資料を元に作者が創造した彼女は自分の置かれた運命に押し潰されることなく前向きに賢く人生を戦い夫や家臣、民の信頼を得て行く魅力的な人物に描かれている。さっと読んでしまえる本だった。

  • Book Lover Mr.Garakuta さん

    【小林書店】【速読】【積読本消化】:また知らない人物と遭遇。徳川家康の画策で、津軽に嫁いだ、満天姫(まてひめ)の壮絶な人生に感動した。まさしく女性の関ヶ原と言うべきき人生を過ごすのだが、女同士の確執や闘いについては、男には分らない部分がると思う。人生山あり谷あり。多難に無難な女同士の戦い(確執)に壮絶な思いがしました

  • TAMA さん

    あのドラマの作家さんだったのか。その場所に生まれて、しなやかに、周りに合わせたり逆らいもしながら津軽に生きた女性。「置かれた場所で咲く」とはこういうことかとも。家康の「子供」がそんなにいたとは知らなかった。時代の頂点があちこちに配ったくさびでもあるのか?先代の正室(意地か逃げか?)、側室(明智!)、息子の執着。なかなかラノベな世界じゃないかと思った

  • mitubatigril さん

    家康の養女として徳川家の為に駒として福島家に嫁がされ、 嫁ぎ先のお家騒動がもとで家康の元に一子と共に戻される事に。再び家康の命にて津軽藩に嫁ぐことに。心の葛藤と戦いながらも嫁いだ津軽の地で夫に支え藩を思い奮闘していく。 ちょっと感情的に寄り添い過ぎる感もあったけどそれなりに面白く感じた。確かに家康は徳川の家を盤石にする為に親族や家臣の子供を養子に迎えては婚姻政策をとっていたのだから その養子達の人生も波瀾万丈があったのじゃないかと思わせ 他の同じ様な立場の人々の話しも知りたいかなぁと思えた。

  • 鳩羽 さん

    家康の数多いる養女の一人で、福島正則の養子に嫁いだ後、死別して家康の元に戻ってきた満天姫。その満天姫が津軽藩主の元に輿入れすることになり、慣れない北国の暮らしや御家騒動、前の正室の存在や側室との確執が描かれる。史実に忠実に描かれているようで、フィクションとして面白いというよりは、こうだったかもしれないというエピソードの補強的な意味合いが強かった。家康は貸与のつもりだった関ヶ原の合戦の屏風を津軽まで持っていっちゃった話とか、面白い。戦国の女人らしく強くて行動力があって、平凡な幸せには恵まれない。

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古川智映子

1932年、青森県弘前市に生まれる。県立弘前中央高校、東京女子大学文学部。国立国語研究所で『国語年鑑』の編集に従事。その後は高校教諭を経て、執筆活動に入る。日本文藝家協会会員。ヴィクトル・ユゴー文化賞受賞。潮出版社文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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