ハル、ハル、ハル 河出文庫

古川日出男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309410302
ISBN 10 : 4309410308
フォーマット
出版社
発行年月
2010年07月
日本
追加情報
:
15cm,223p

内容詳細

「この物語は全部の物語の続編だ」―親に捨てられ、行き場を失った少年と家出少女、リストラされた中年男。世間からはみ出してしまった3人のハルが世界を疾走する。乱暴で純粋な人間たちの圧倒的な“いま”を描き、話題沸騰となった著者代表作。表題作に加え、「スローモーション」「8ドッグズ」を収録。

【著者紹介】
古川日出男 : 1966年、福島県生まれ。98年『13』で作家デビュー。2002年『アラビアの夜の種族』で日本推理作家協会賞と日本SF大賞を受賞。06年『LOVE』で三島由紀夫賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • みりあ さん

    円城塔さんが解説をしているのが妙に納得の古川日出男の短編集。疾走感溢れる文章は更にその勢いを増した気がする。改行が特に多かったからかもしれない。今までの中で一番読みやすかったし、それは文章的な意味だけでは無くて、物語的な意味でもそうだ。読者に問いかける、読者に向かって描かれている物語。登場人物が、どこかからどこかへ向かう物語。もう一度三篇を思い返してみて、色々と共通点があるのが分かった。そして確実に、千葉県ばかり描かれていた様に思うのだが…これは古川さんが住んでいるからなのか?生まれは福島らしいのだが。

  • さっとる◎ さん

    成り行きで再読(笑)。初めて読んだ日出男本がこれ。この本の1ページ目で、一目惚れしちゃったんだなあ。生まれ変わるとしたら、何になりたい?私は、文字になりたいかもしれないなあ、日本語に。こんな風な本の一部、というか全てになれる。これ以上書くと気持ち悪いので、レビューは自粛(笑)。三篇とも、ヒリヒリ。「もしも物語がこの現実ってやつを映し出すとしたら。かりにそうだとしたら。そこには種別(ジャンル)なんてないんだよ。」

  • さっとる◎ さん

    お初古川日出男氏(*^^*) 最初の1ページで確信「私これ好きだ」。短編3つがどれも超絶クール。物語ではあるのだけど小説って括りが似合わない。詩じゃなかろうか。「この物語はきみが読んできた全部の物語の続編だ。」アナーキーで流動する今を文字から感じる「ハル、ハル、ハル」。あなた一人だけに向けて書かれたルールのない日記「スローモーション」。読み終えた私の意識はゆっくり拡散する。そして房総半島に、5に、8に、犬に、呪縛された敏也の愛「8ドッグズ」。愛が痛すぎて、夜に潜んで。夜を抜けて、背にする日の出。一番好き。

  • ちぇけら さん

    鐘が鳴るまで。重力に逆らって。踊る。だから君も踊ってくれ。神様は私たちを救ってくれない。だから私が救ってやるのだ。私のために。そしてどこかにいる君のために。終わりのない終わりに向けて。それが誰かにとっての始まりだとしても。夜空の綻びを剥がせ。星の点滅を赦すな。UFOを右手で捻り潰せ。熱き性器を握ったその手で。家族が偽りだとしても。自分がどんなに罪深いとしても。私は。そして君は。いまこの瞬間を生きている主人公だから。だれかの物語では脇役の私も。だから走れ。息切れを忘れるまで。引き金から手を離すな。生きろ。

  • 昼と夜 さん

    日出男節の安定感は素晴らしい。いや、凡人である私には理解が出来ない世界だけど。日出男ワールドは一般の世界から一層レイヤーが違ってちょっとルールが歪んでで、え?普通ですよ?おかしいのは貴方なんじゃないですか?と言われて、あー、私が悪いんですかねぇ。と反省する気分に似てる。という頭の悪い感想になるので、あ!なるほどφ(..)という的確な古川日出男評が読みたいです。

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古川日出男

1966年、福島県生まれ。98年『13』でデビュー。『アラビアの夜の種族』(2001)で日本推理作家協会賞および日本SF大賞、『LOVE』(2005)で三島由紀夫賞、『女たち三百人の裏切りの書』(2015)で野間文芸新人賞および読売文学賞を受賞。『平家物語』の現代語訳も手がけ、戯曲『冬眠する熊に添い

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