CD

落語名人会21志ん朝13 〜黄金餅〜〜大工調べ〜

古今亭志ん朝

基本情報

カタログNo
:
SRCL3331
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

内容詳細

77年から82年にかけての三百人劇場でのライヴ・シリーズ。若々しい色気を発散する登り坂にあった頃の話芸は、とにかく小気味のよいものである。席亭がなくてもやっていける数少ない落語家にすでに出来上がっている。今よりもテンポが多少速いようだ。(民)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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『黄金餅』は昭和54(1979)年7月5日、『大...

投稿日:2015/10/18 (日)

『黄金餅』は昭和54(1979)年7月5日、『大工調べ』は昭和56(1981)年4月14日、いずれも三百人劇場でのライブ録音。どちらも父志ん生、兄10代目馬生も得意にしていた言わば「お家芸」であり、当時40代前半の「朝さま」は早めのテンポと活気ある口調で鮮やかに語っている。『黄金餅』は志ん生のような業の深さというか、ドン底に生きる人間たちの猥雑なたくましさを描いたようなアプローチとはやや違い、緻密かつスマートに描いている。一方『大工調べ』は大ネタであるため上下に分けて演じたり上の部だけ演じたりといった事が多いが、「朝さま」は通して演じている。これはどちらかというと下の部の方を好んだという志ん生の影響であろう。偉大な父に立ち向かい、己れの個性を確立するため奮闘していた若き「朝さま」の記録である。

金山寺味噌 さん | 愛知県 | 不明

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