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鳥居の向こうは、知らない世界でした。 2 群青の花と、異界の迷い子 幻冬舎文庫

友麻碧

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344426290
ISBN 10 : 4344426290
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2017
Japan

Content Description

異界に迷い込んだ女子大生の千歳は、薬師・零の弟子として働く日々。千歳が弾くピアノは青い光を放つ花を咲かせ、王宮から重宝されていた。ある日、鳥居を越えて来たという腹違いの弟・優に会う。「ごめんって、ずっと、言えなかった」と涙を流す優は、昔、自分のせいで千歳がピアノをやめたことを気にしていた。二人の距離は縮まっていくが…。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hirune

    【kindle】様々な使命を帯びて(?)異界へ招かれる現世の人々、でもいずれは肉親の求める声に惹かれて本来の世界へ戻っていく。千歳は異界で生まれたから、外国で生まれた子がどちらの国籍でも選べるように 異界で生きていくのを選べるのかしら?ところでこの物語は薬師修行している主人公だけあって、健康関連の情報番組みたいな一面がある(・∀・)珈琲や杏仁豆腐の効能やレモンが鉄分の吸収を助けるとか耳寄りですよ!しかし青火第一王子はツンケンして結構感じ悪いんだけど、弟 桃李第三王子に対するまさかの逆ブラコンだったとは…(

  • ひめありす@灯れ松明の火

    頑張った後のご褒美の甘い甘い一冊。世界が薄青い闇に染まるBLUE MOMENTの様な美しくも寂しい物語でした。青い焔草は銀河鉄道の夜やきらきら星と一つのイメージになって、最終章のモニュメントへと繋がっていました。大好きな人だけど、一緒にはいけない。ここで手は離すけど心通い合わせた貴方をずっと大切に思うから。本当に幸福を願うなら寂しさを理由にしては、ならないんだ。腹違いの弟が彼女に向けた感情には名前をつけちゃいけないものの様な気もする。ここで綺麗に終わらせちゃってもいいけれど、続きが出たらきっと読んじゃう。

  • ネムコ

    千歳の弟・優が異界へ。最初は「そりゃ、行方不明のままじゃマズいよね。弟が千歳と出会って、向こうにもう帰れないって伝えてもらうんだな」と単純に思っていた。しかし、優は千歳の母・千香の日記を持っていた。それによれば、千歳は異界で生まれた子であり、それ以外にも秘密がありそうで‥‥。零師の元での姉弟の穏やかな生活。深まる絆。千国の千年祭や王家の確執も絡まり、物語はゆるやかに拡がってゆく。続きが楽しみなシリーズになりました。

  • おつまみ

    千歳と弟との話はすごく印象的だった。家族の中では立ち位置がなくて、義理の母親と姉からいじめに近いことを受けていた。美人で、姉が必死になっていてピアノの腕もあっという間に越えてしまった。そこから家族がぎくしゃくしてしまう。その中で何もできない父親と弟なのだけど、異世界に行って、千歳の幸せを願うのは素晴らしいと思った。現実だとかなり歪な環境であって、異世界だと自分のポジションを確立している。これから先で現実世界の家族は出てくるのだろうか?

  • よっち

    異界に迷い込んだ女子大生の千歳は薬師・零の弟子として働く日々。そんなある日、姉を探して鳥居を越えて来たという腹違いの弟・優に再会する第二弾。明らかになってゆく異国や千国と周辺国を巡る諸事情や本格化する王宮の後継者争い。千歳に対して悔いを抱えていた優が零の預かりとなって、姉弟で共に過ごすことになったつかの間の日々。いろいろありましたけど、自分の居場所を得て活き活きとしている元気な姿を優に見せることができて良かったですね。気になることも出てきましたが、物語としてもこなれてきて今後の展開に期待したくなりました。

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