基本情報
内容詳細
黒田日銀はなぜ「誤算」の連続なのか?その疑問を解くヒントは、かつての日本軍の失敗研究にあった―。「異次元緩和」は真珠湾攻撃、「マイナス金利」はインパール作戦を彷彿とさせ、「枠組み変更」は沖縄戦に通じる。組織論の観点から見ても「あいまいな戦略目的」や「短期決戦志向」など両者は驚くべき相似をなす。だとすれば、異次元緩和とアベノミクスの行き着く先は「第2の敗戦」ではないのか―。朝日新聞編集委員による全く新しい日銀批判の書。
目次 : 第1部 黒田日銀「迷走の軌跡」―「時系列」から考える相似(“開戦前夜”―あらかじめ定められた目標/ 失敗の発端(2012年12月)「主戦論」への転換(ノモンハン事件)/ 奇襲(2013年4月)「異次元緩和」という名の宣戦布告(真珠湾攻撃) ほか)/ 第2部 アベノミクス「失敗の本質」―「組織論」から考える相似(あいまいな戦略目的―「デフレ脱却」とは何か/ 短期志向の戦略立案―「2年で達成」と断じたインフレ目標/ 空気の支配・非科学的思考―「アベノミクスは成功」連呼 ほか)/ 第3部 “平和な終戦”はありうるか―「誤算」続きの黒田日銀が残した教訓(迷走する経済政策/ 「第2の敗戦」へ/ 来たるべき“破局”の前に)
【著者紹介】
原真人 : 1961年長野県生まれ。早稲田大学卒。日本経済新聞社を経て、88年に朝日新聞社に入社。経済記者として財務省や経済産業省、日本銀行などの政策取材のほか、金融、エネルギーなどの民間取材も多数経験。経済社説を担当する論説委員を経て編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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読了日:2023/06/18
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KIO さん
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スプリント さん
読了日:2020/10/05
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人物・団体紹介
原真人
1961年長野県生まれ。早稲田大卒。日本経済新聞社を経て88年に朝日新聞社に入社。経済記者として財務省や経産省、日本銀行などの政策取材のほか、金融、エネルギーなどの民間取材も多数経験。経済社説を担当する論説委員を経て、現在は編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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