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寡欲都市tokyo 角川新書

原田曜平

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040822853
ISBN 10 : 4040822854
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「チルい」ブームの街、東京は今や“サイコーにちょうどいい”街になった!?所得水準が上がらないなど経済的な面で先進各国との差が開いていく中、コロナ禍を経て、この街はどのように変わっていくと考えられるか。

目次 : 今の日本が置かれた状況/ 第1部 現在のTOKYO(東京は世界で最も熱い?/ 東京の人間が東京の価値を一番知らない/ 東京の魅力は世界に伝わっていない/ 世界中の若者がTOKYOに住みたい/ 座談会 外国人留学生から見たTOKYO)/ 第2部 未来のTOKYO(“サイコーにちょうどいい”街、東京/ 東京に引き寄せられる若者たちの“思想”/ TOKYOの課題と未来)

【著者紹介】
原田曜平 : 1977年東京都生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、博報堂入社。博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダー等を経て、現在はマーケティングアナリスト。2003年度JAAA広告賞・新人部門賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • アキ

    東京都市圏の人口は約3500万人。NY1800万人、ロンドン1500万人、パリ1100万人と都市圏では世界最大のエリア。そしていつの間にか世界でも物価の安い地域になったことは、世界的にはあまり知られていない。NYもLAも大都市では競争激化や住居費、物価の高騰で人口が減少している。「チルい」という言葉で表される若者世代に、東京は居心地のいい街として魅力的になり得る。一流を目指す若者は来なくとも、移民にとって暮らしやすい未来の東京を目指すことは可能であり、それこそが「小康」「寡欲」な成熟社会化であると結ぶ。

  • としP

    東京にはもう一流は来ないらしいけど、低コストでチルい生き方っていうのも悪くないのではと思う。外国からの移民が増えてもいいと思う。最近の若者には抵抗感はないだろう。

  • kenitirokikuti

    30年前の日本はバブル特別価格で超物価高いトーキョーだったけど、いまは物価安いリーズナブル・トーキョーである▲留学生に聞くトーキョー座談会にて、日本の女の子ズルいわー、権利を主張しておいて、都合が悪くなると「わたし女の子だもん❤︎」で逃げるしィ。なお、第三者のアメリカ人に見解をうかがうと、「LAも同じだよ…」というとこが面白かった。日本社会は、女に甘い顔するし、悪い女はとことんつけあがって甘ったれるし、みたいなことはみんなよく知ってるンだよな。お嬢さんたち、アジア系のひとたちはごまかせないようだぞ。

  • anken99

    若者マーケティングを得意とする原田氏が、現代における東京の都市論を展開。インバウンド、移民の問題など話は広がっていくが、意外に感じたのは、アジア圏のみならずアメリカやヨーロッパの若者たちにとって、東京は憧れの対象であるということ。住みやすさ、暮らしやすさという面で、確かにそれはうなずける。さて、本書が発行されてから数年が経ち、強烈な円安へと状況は変わった。そこで暮らす私たちにとって、果たして住みやすく暮らしやすい場所であるのだろうか。

  • ossan12345

    最高にちょうどいい街TOKYOは分かるけど、やはり寂しさを禁じ得ない…コロナ対策で過度な水際措置を続けたために、留学生をはじめとして日本離れは加速するばかりです。その過程で、刺激の減った日本の若者の競争心が高まらないのは致し方ないでしょうね。一方で、安い日本の土地の買い占めをはじめ、海外資本には好き放題に荒らされてゆく。国力が失われていくのを目の当たりにするのは辛いものだと感じながら読みました。

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