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どこにもない短篇集

原田宗典

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041762141
ISBN 10 : 4041762146
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2003
Japan

Content Description

いつもと同じはずなのに、何かがしっくりこない。テーブルの角が見つめている。部屋に穴があいている。何かがおかしい。この前買ってきたアンティークの鏡台が?祖父が?彼女が?それとも僕自身が―?日常にひそむ些細なずれが、人を恐怖に、あるいは不可思議な世界へと招き入れる。原田宗典が想像力の限界に挑み、現実と虚無の間にひそむ異空間を描いた奇妙な短篇集。

【著者紹介】
原田宗典 : 1959年、東京生まれ。早稲田大学文学部演劇科卒。84年「おまえと暮せない」で第八回すばる文学賞入選後作家としてデビュー。現在は小説以外にも数多くのエッセイを発表し好評を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ★YUKA★

    『世にも奇妙な物語』で、ドラマ化出来そうな話ばっかりだった(´∇`)かなり好みの一冊★あとがき、「気にし過ぎの人」も、かなり面白い!

  • @nk

    恐らく当時の私は「あるべき場所」を読み終えて本書を手に取ったのだろう。かれこれ20年ほど前のことだが…。ともかくはやり星新一と比較してしまう。あとがきでの本人曰く、実験的な場として捉えていた、とのこと。うーむ。各篇のオチの付け方は、率直に星作品には及ばないと思う。だがしかし、原田作品の特徴なのか(「あるべき場所」でもそうだったが、)身体部位がモチーフとして多用され、その描写がやけに脳裏に焼き付く。そういった意味で印象的な書き手だと思うし、嫌いではない。読みかけの短篇集を常備する私だか、つい勢い余って読了。

  • はと麦茶

    物足りないなー。世界観はいいとして、原因もオチも無いのがちょっと。ショートショートってやっぱり星新一と比べてしまう。

  • 読み人知らず

    ホラーが多い。よくあるホラーじゃなくて、怖い。存在が消えるとか、感覚がなくなるとか、「もし自分の身にふりかかったら嫌だな」ということが繰り広げられるホラー。いやだねえ。

  • せきちゃん

    日常生活の中にふと起こる不可思議な出来事を描いた、17篇の短篇集。皆さんのレビューにもあるように、いかにも「世にも奇妙な物語」に出てきそうな話ばかり。ホラーではないがブラックで、視覚ではなく心理的にゾクッとする。「ただ開いているだけの穴」「削除」「空白を埋めよ」が印象深かった。原田宗典さんの短篇は読みやすくて面白い。短篇集シリーズでは、個人的には「海の短篇集」が一番お気に入りです。

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