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ISBN 10 : 4815607613
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昭和維新という明治への回帰運動が日本を亡国の道へと導いた!日本を軍国ファシズムへと導いた昭和維新は、歴史を歪めた長州人によるテロリズム至上主義から始まっている。幕末の志士と昭和の青年将校の共通点とは。なぜ無謀な戦争を始め、一貫性のない戦略を策定し、愚かな戦術を繰り返したのか。それは天皇原理主義者による天皇の政治利用と、政官財の癒着の構図にある。その事実を明らかにするとともに、現代までつながる日本の問題点を浮き彫りにする。
目次 : 序章 三島由紀夫自決と「昭和元禄」/ 第1章 「昭和維新」とは何か(「天誅組」の亡霊/ 英雄となったテロ実行犯/ 逆賊となった二・二六事件の将校たち)/ 第2章 暴走する関東軍(無責任な事件収拾と陸軍の政治介入/ 満州事変/ 豹変する新聞メディア)/ 第3章 神性天皇の時代(幕末勤皇論の発生/ 「天下の副将軍」水戸黄門の愚かしさ/ 昭和維新に登場した吉田松陰/ ビジョンなき倒幕クーデター/ 天皇機関説の抹殺)/ 第4章 象徴天皇の時代(「二度と過ちは繰り返しません」/ 誰が天皇を引っ張り出したのか/ 家康の不覚/ 生き続ける「長州型」政治)/ 終章 一兵卒の戦と母の教え―隷属国家の未来
【著者紹介】
原田伊織 : 作家。京都伏見生まれ。大阪外国語大学卒。2005年私小説『夏が逝く瞬間』(河出書房新社)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Aya Murakami
読了日:2023/08/11
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読了日:2024/07/10
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読了日:2021/04/05
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読了日:2021/03/21
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読了日:2021/03/05
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