Books

官賊に恭順せず 新撰組土方歳三という生き方

原田伊織

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784044002091
ISBN 10 : 4044002096
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2017
Japan

Content Description

壬生狼と怖れられた鉄の集団新撰組鬼の副長・土方歳三。女と梅の花をこよなく愛した男は、何を想って日本史最大の動乱に身を投じたのか。京都、勝沼、宇都宮、会津、そして箱館。戦い尽くした男の生涯。

目次 : 草莽の章 尚武の郷(八王子千人同心/ 武州日野宿石田村 ほか)/ 動乱の章 洛中動乱(旅立ち/ 浪士組分裂 ほか)/ 抗戦の章 東へ(鳥羽伏見/ 開戦前夜 ほか)/ 流転の章 恭順せず(甲陽鎮撫隊惨敗/ 江戸開城、なお恭順せず ほか)

【著者紹介】
原田伊織 : 作家。歴史評論家。京都市生まれ。大阪外国語大学卒。広告代理店でマーケティング・プランニングや番組企画などに携わり、独立後プランナー、コピーライター、編集ライターとして活動。JADMA(日本通信販売協会)の設立にも携わる。2005年『夏が逝く瞬間』(河出書房新社)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Die-Go

    新撰組、鬼の副長土方歳三の生涯を追うノンフィクション。史実については正確に追っているのだが、いかんせん薩長に対しての敵意が露になっていて、視点に偏りがありすぎる印象。肝心の土方歳三の生き方については取って付けた感じになってしまっている。箱館での彼の活躍を読みたかった。★★☆☆☆

  • 黒猫

    デビュー作の「明治維新という名の過ち」と比べるとインパクトはないかなあ。新選組好きの人が見たらまあ、知ってる内容ばかりだしあくまで作者の想像で書かれた土方歳三像であって、新選組入門書とも違うし。作者の一貫した「薩長は悪。坂本龍馬美化され過ぎ」論はぶれなくて良いんですけど、そこに新選組絡めると骨格がぶれてくる。この本の言いたいことが明確に見えてこない。新選組だけを読みたいなら土方歳三さんや新選組の本を読んだ方が良い感じです。ただこの人は文体が読みやすい。それは良い。

  • さくら餅

    薩長嫌いで有名な著者とは聞いていましたが、原田氏の本は初読みです。冴えない薬売りから鬼副長へ花咲いていく土方の才能や上を目指すのではなく与えられた役職に力を尽くしている…というのは納得。多々知らない内容もありその点は楽しめましたが、土方のことを書いてる時より薩長を貶している時の方が筆が乗っている気がする。長々と薩長に文を費やしているが、その分を新撰組のページに使ってほしかった。非常に残念な内容でした。

  • ウッチー

    土方ファンにしては良い語り口であるが、何とも偏った見方、願望的なものが多い気がする。また、薩長嫌いがあからさまである。 数々の新選組の本を読んだ後の方がおススメだと思う。確かにこれまでの新選組ストーリーが疑問となる点もちらほらと。 本作は、あまり好みではなかったが、話題作となった「明治維新という過ち」も読んでみようかな?

  • なつきネコ@執事もどき

    薩長嫌いの著者なら歳三を褒めるかと思えば、まだ冷静に書いていた。薩長に関してはやはりと思うが。著者は何者でもないイケメンの青年が変わり続けながらも幕府侍の意地だけは捨てなかったと言った感じに書く。試衛館でも下っぱの歳三が副長へと変わる。しかし、彼は立ち位置に興味なく、与えられた立場で力を尽くす歳三の評価は納得。沖田総司の死去の地の近くに猫屋敷と呼ばれた家があるとか、山南は自害したのを規律の為に利用したとか説は唱えるが、歳三は餅つきは不器用だとか。もう少し新選組に対して理論武装が欲しかったな。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items