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震災と鉄道 朝日新書

原武史

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022734211
ISBN 10 : 4022734213
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2011
Japan

Content Description

シリーズ10万部突破の「鉄道ひとつばなし」の著者が「震災」を語る。首都圏の鉄道が大混乱したのはなぜか。ローカル線はどう復興すべきか。“鉄道”の視点から見た東日本大震災。

【著者紹介】
原武史 : 明治学院大学教授。専攻は日本政治思想史。1962年、東京都生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • saga

    JR東日本が管理する東北地方の被災したローカル線より新幹線復旧が優先されたことは由々しきことだ。国鉄時代の採算を度外視したかのような経営から分割民営化して赤字路線を切り捨てる経営にシフトした極端さは、実際に被災地でレールが外されたままの鉄道敷を目の当たりにして実感した。逆にJR貨物が日本海側を大きく迂回して被災地に燃料などを大量輸送したことに感動。鉄道ファンとして、鉄道には大量輸送が可能なことなどの物的な役割、沿線住民にとっての精神的役割を果たしてほしいと切に願う。

  • 岡本匠

    原武史は本当に鉄道好きだな。東日本大震災で壊滅的な被害を受けた鉄道網。復興に積極的な三陸鉄道に対して、JR東日本は復興に本腰を入れていないのではないか、赤字路線をうやむやのうちに事実上、廃線にしてしまおうとしているのではないか。という事を問うた本。 面白かった。

  • mymtskd

    三陸鉄道と日本貨物の対応に感動!鉄道は,その土地の歴史,風土,景観,文化,人々の暮らしに深く結びついていて,単なる輸送機関にとどまらないことを改めて思い知った.

  • hwconsa1219

    東日本大震災を契機に噴出した(それ以前から奥低にはあったのかもしれませんが)、社会資本である鉄道に関する考察です。鉄道を愛するがゆえに、JR東日本という大会社の幹線重視・地方切り捨ての姿勢をバッサリと切っています。論旨には大賛成なのですが、ちと感情論が先に出ているかなぁ・・と思いました。

  • 編集兼発行人

    鉄道と社会との関係に関する雑考。関東大震災や東京大空襲と東日本大震災との比較による鉄道の復旧速度と安全管理との悩ましい関係。地域の象徴である鉄道が早期に復旧することで齎す安心感を理解していたと思しき三陸鉄道。高速鉄道を製造する技術や正確な発着時間への矜持と他国における技術や運営の向上により格差が埋まりつつあることへの焦燥。加速化により社交的な旅情を育む機会が減少しビジネスをはじめ個人的な事情のみに集中できる空間と変化した客室内。といった論旨により鉄道に対する眺め方を構築。賛否は脇に置き問題点の把握に最適。

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  • Creator:ぱぱちゃん