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長崎のジャオドリと筑後の大蛇山

原尻英樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784866560373
ISBN 10 : 4866560371
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

蛇を祀る九州の二つの祭り、それに中国・福建省の蛇祭りを写真で紹介。三つの祭りに共通する信仰やそれぞれの祭りが生まれた背景を探る。

目次 : 長崎のジャオドリ(蛇か龍か/ 国際都市・長崎/ 折衷様式の祭り ほか)/ 福建省の蛇祭り(古代国家/ 越人と倭人/ 蛇王廟の神 ほか)/ 筑後の大蛇山(大蛇山に関する伝説/ 三池山信仰/ 大蛇山を支える信仰 ほか)

【著者紹介】
原尻英樹 : 1958年福岡県大牟田市生まれ。立命館大学産業社会学部教授。ハワイ大学政治学博士(宮沢賢治研究)。九州大学教育学博士(教育人類学)。現在、東シナ海域、武道的・武術的身体論、中国朝鮮族のトランスナショナリズムの研究をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • うえ

    「江戸時代、長崎に住む中国人の大半は、福建省出身者であった…福建省の人々は日本と同じく蛇信仰をもっていた…長崎の中国文化は北京などからではなく、現在の福建省からのものであり、人も福建省からであった…では、なぜジャオドリが採用されたのだろうか…諏訪神社は…旧来から蛇信仰が伝えられ、後にはそれが龍も含めた龍蛇信仰の形になった…しかも福建省出身の中国人も、蛇であることは賛成だったはずであり、提供する側も、受け入れる方もどちらも都合のいい話になった…そして、日本の一般民衆にとっては、古来より蛇信仰が継続していた」

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