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ISBN 10 : 4880233412
Content Description
明治以来の長野県の教育が、「子どもや父母たちの願う教育か、国家の支配を維持するための教育か」の二つの側面をめぐって、激しく争われてきた。本書は、この教育の二つの側面をめぐる激烈な争いの歴史のなかで、郷土の原田・坂井を中心に、彼らに関連する教師群像をおいながら、長野県が真に教育県であったかどうかを問いつつ、「ほんとの教育」への接近とその実現を願ってまとめたものです。
目次 : 子どもや父母たちの願う「ほんとの教育」をめざして―激動のなかで原田や坂井ら長野県の教師たちの奮闘(原田義一先生と坂井陸海先生/ 自由主義教育の高揚、そして受難/ 新興教育運動と「二・四事件」 ほか)/ 「大正デモクラシー」の高揚と「自由主義教育」全盛のころ 文芸誌『若草』を発行した会地尋常高等小学校生徒の群像(会地尋常高等小学校高等科二年から尋常科三年生の有志による同人誌/ 『若草』発行の背景―「大正デモクラシー」の高揚/ 当時の会地尋常高等小学校の先生方―とくに原田義一先生のこと ほか)/ 内田兄弟と太田兄弟/ 熊谷元一先生のこと―社会と庶民のくらしを記録。おだやかに社会の進歩をうながす写真家
【著者紹介】
原克孝 : 1939年8月23日生まれ。長野県下伊那郡阿智村駒場出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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