基本情報
内容詳細
「文化的遺産はすべて、それをめぐる人とのかかわり合いにおいてこそ、後世の人々の心をより強く打つものなのだ」隠密が潜み、裏切りが行われ、亡霊がさまよう。―北は松前城から南は鹿児島城まで、全国三十の古城名城にまつわる秘話裏話伝説記録を、そこに込められた哀しみと憤りと、怨念と呪詛と、闘いとその血汐とともに鮮やかによみがえらせる。
目次 : 鹿児島城の隠密/ 熊本城の首かけ石/ 原城の裏切者/ 佐賀城の亡霊/ 松山城の呪咀/ 福山城の湯殿/ 岡山城の後家/ 姫路城の高尾/ 明石城の人斬り殿様/ 松江城の人柱〔ほか〕
【著者紹介】
南條範夫 : 1908(明治41)‐2004(平成16)年。東京生まれ。東京帝国大学法学部、同経済学部卒業。満鉄調査部ほかを経て、國學院大學教授となる。『週刊朝日』の懸賞小説に入選。1956年「燈台鬼」で直木賞を受賞。以降、時代小説、歴史小説を執筆。「残酷もの」などでブームを引き起こした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ユーザーレビュー
投稿日:2018/05/12 (土)
読書メーターレビュー
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skunk_c さん
読了日:2022/05/27
いりあ さん
読了日:2018/02/17
しゅー さん
読了日:2022/05/23
アニータ さん
読了日:2018/10/03
レフ さん
読了日:2024/08/03
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人物・団体紹介
南條範夫
明治41年(1908年)、東京・銀座に生まれる。代々医師の家の生まれ、東京大学法学部、経済学部を卒業。小説家のほかに経済学者の顔を持ち、長く大学で経済学の教鞭をとる。昭和31年「燈台鬼」で第三十五回直木賞を受賞。一躍人気作家となり、時代小説、歴史小説を執筆するようになる。デビュー作『出べそ物語』、『
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